検索窓
今日:3 hit、昨日:7 hit、合計:165,486 hit

*提案 ページ10

**



「じゃあさ、Aちゃんが俺とデートしてくれたら行くよ!」

「で、デート…って、えっと…!?」



な、なんでデート…!?

私なんかとデート行っても楽しくないだろうに…
いや私のためにお金を使ってもらうなんて迷惑すぎる。

私なんて塵になって空に昇天していけばいいだけの存在なのに…!!


いやいや、というかアイドル様が私なんか相手にする訳ないし…も、もしかしてあれ?
『俺の奴 隷になったら遊んでやってもいいぜ?』みたいな…

いやそんな相手にもされないだろう私なんて!何自惚れてるんだろう私!

私なんてクソゴミ以下の雑魚だよ多分!
(どんどんキャラ崩壊していく夢主)



「え、えーとAちゃん?大丈夫?」

「ハッ…あっすみません!え、えと…で、デートなら、他の女性と行ったほうが楽しいのでは…」

「そうだぞ羽風殿。A殿に迷惑をかけるな」

「かおる。あきらめてください」



や、やっぱりそうですよね…私なんかアイドル様たちからしたらゴミ以下の存在ですよね…この世に存在しててすみません!!

死ぬのは怖くてできないんです!!泣

それだけは許してください!!



「なんかAちゃんの中であらぬ妄想が繰り広げられてる気がするけど…ま、まぁとりあえず!俺はAちゃんと行きたいんだよ!

…それとも、イヤ?」

「いっいえ!そんなとんでもない!」

「なら決定!イヤじゃないならデート行こっ」

「あ…は、はい……」



なんだろう…なんか、すごく羽風くんが優しい気がする。

こんなゴミ以下の私にまで優しくしてくれるなんて…なんて寛大な人だろう…←



「大丈夫なのであるか!?A殿!」

「むり、しなくてもいいんですよ…?」

「あっ…は、はい、大丈夫です!ご心配お掛けしてすみません…」

「いや、それは別に大丈夫なのだが…」



神崎くんと深海くんは納得のいかないという表情をしている。

やっぱりアイドル様と私がデートなんておかしいですよね、そうですよね!!



「あの、やっぱりやめた方が__」

「さっ、行こ!Aちゃん♪」

「…っえ!?」



気づけば私は、横抱きにされて羽風くんに抱き抱えられていた。



「あ、あのっ…!?羽風くん、下ろしてください…!?」

「ダーメッ♪軽音部の部室まで、このまま行くからね。俺らが仲いいとこ、他の奴らに見せびらかしちゃお♪」

「え、えぇ!?」



そのあと、いくら暴れても羽風くんは離してくれなかったので、結局諦めました。

*二年生の魔物→←*女の子はお好き?



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (326 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
715人がお気に入り
設定タグ:あんスタ , 女主 , 逆ハー
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

aya - 続編も楽しみです(*/▽\*) (2018年10月11日 17時) (レス) id: 8ea3c89cfc (このIDを非表示/違反報告)
夢花(仮垢) - マド姉可愛いもんね!分かる!!んでもって葉月ちゃん可愛すぎる(真顔) (2018年9月15日 23時) (レス) id: 1ce7d18474 (このIDを非表示/違反報告)
恋@AI(プロフ) - SAKURA♪さん» コメントありがとうございます!ご期待に答えられるように日々精進していきたいです、これからもよろしくお願いします!! (2018年2月4日 16時) (レス) id: 459c302e28 (このIDを非表示/違反報告)
恋@AI(プロフ) - ゆーゆさん» コメントありがとうございます!なんかハッピーエンドものにしたかったもので…そう言っていただけて嬉しいです!ありがとうございます! (2018年2月4日 16時) (レス) id: 459c302e28 (このIDを非表示/違反報告)
SAKURA♪ - 逆ハー最高!!!ヒャッハーー!!! 次を、楽しみにしています!! がんばってください!! (2018年1月31日 20時) (レス) id: 497d452f2c (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:恋@AI | 作成日時:2017年4月21日 7時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。