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＊21＊ リクとマルクの会話 ページ24
教室から出ると、ソーヤが
壁にもたれていた
ルカ「む、紫くん」
ソーヤ「・・・静かに 少し空気呼んだら？」
ソーヤは、ルカのことが
あまり好きではなさそうな雰囲気だった
ルカは言われたとうり、何も言わなくなった
リクとマルクの会話が聞こえてきた
リク「最低だよね、俺 わざとじゃないけど
人の過去喋るなんて」
マルク「もういいのさ 別に怒ってないし」
マルクはため息をついた
マルク「リクくん あの転校生のこと
どう思ってるの？ キミは、特別
仲良くしている人いないのに
最近、よく構ってるけど なんでなの？」
ルカは胸騒ぎがした
マルクの質問を、リクが答えるのを
聞きたいような聞きたくないような
気がしたからだった
リク「・・・学級委員長として
当たり前のことしただけだよ
ただ、それだけだよ」
やっぱり リクくんは、僕のこと
友達なんて、思ってなかったんだ
ルカは、そう確信した
マルク「ふーん、そうなんだ
じゃあ、ボクと中学校の頃
仲良くしてくれたのも
学級委員長としてなの？」
リク「・・・それは」
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作者名：松野リオ | 作成日時：2017年4月29日 13時
