44 ページ44
...
弁当を持って鹿達のところへきた。
(いいのか?シカク達と食べなくて。)
「うん。あそこは入っちゃいけない。」
鹿が話かけてきて苦笑いを返した。
(僕はAといれて嬉しい!)
「わっ!あ、ありがとう。」
子鹿がAに飛びつきながら話してきた。
(よーやく体が回復した。)
「空。」
今までAの中にいた空が出てきた。
今回は流石に参ったーと言いながら周りには鹿達がいるので鹿の姿になった。
「外に居ていいの?」
(あぁ。お前の中にいる間にお前のチャクラを隠す性質を覚えて、出来るようにした。)
そんな事までできるのか。やっぱり空は凄いみたいだ。私にはまだよくわからないけど。
「傷も綺麗に治ってるね。」
(あぁ。お前のおかげだ。隠す性質を真似れたのも契約したからだしな。)
あ、そうなのか。そして空が私の中で真似ていたからいつも以上に寝たのかもしれないななんてAは思った。
(聞こうと思っていたんだ。)
「何?」
(なぜ空なんだ?)
「、、、空は色んな人から求められていて、それはちょっと羨ましいと思ったの。でも、狙われるまでになって傷ついて、自由なのに自由じゃない気がして。」
(、、、。)
「これからは自由に生きて欲しいと思ったの。だから空にした。今は私と契約をしていて逆に自由ではないかもしれないけど、好きに生きていいんだよ。」
契約解消をしてもチャクラを隠す事ができるのかな?なんて心配をするAに、空はお前はいつもそんななのか。と聞いてきた。
「そんなって?」
(他人の事ばかり考えて自分はどうでもいいみたいに考えている。)
「、、、私は私の事しか考えてないよ。」
(俺はあまり口出しするのは好きじゃない。けどな、お前がお前を諦めるな。)
わかったか?とおでことおでこを合わせてくる。返事をしない代わりに少し微笑んだ。
自分の事を気にしてくれているのが分かって嬉しかったからだ。
(Aご飯終わった?あそぼ!)
空気を読んで少し離れていた鹿達が寄ってきて子鹿は待っていたとばかり服の袖を引っ張る。
鹿と遊ぶのはなかなか大変だ。体力が違う。空が大丈夫か?と聞くが、なんとかと返すしかない。
143人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
アボガド(プロフ) - マナさん» なんでしょう?何か間違えてましたかね? (2021年7月18日 21時) (レス) id: 02506a5b2f (このIDを非表示/違反報告)
マナ - アボガドさん» こんばんは…聞いてもいいですか? (2021年7月17日 18時) (レス) id: 961826b387 (このIDを非表示/違反報告)
アボガド(プロフ) - アイさん» ありがとうございます! (2020年12月5日 18時) (レス) id: 02506a5b2f (このIDを非表示/違反報告)
アイ(プロフ) - アボガドさん» この作品の続きが気になります……更新頑張ってください!m(_ _)m (2020年12月5日 7時) (レス) id: 7b57897ee4 (このIDを非表示/違反報告)
アボガド(プロフ) - アイさん» よく分かってませんけどどうぞ笑 (2020年11月24日 17時) (レス) id: 02506a5b2f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:アボガド | 作成日時:2019年3月17日 22時