why (ページ33) - 小説/夢小説

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「じゃあ、ガイさんが今使っている布団の？」
「あぁ、そうだよ。嫌でしょ？あれ。」
そんな事はないですよ。というから驚きを隠せないカカシにAは笑った。
するとガイがなんだって！？とこれまた叫んだ。

「何。」
「Aさんが俺のお布団を！？」
「あ、はい。すみません、お借りしています。」
「いや、お前のじゃないから一応言っとくけど。」
「という事はAさん、カカシの家に、と、と、泊まったんですか！？」
「泊まるも何も一緒に住んでるから。俺たち。」
なんだとー！！とまた叫んで。うるさいカレー作れとカカシは言い放つ。

「カレーどころではない！！カカシ！お前はなんと羨ましい！！」
「カレーどころだよ。底が焦げたらどーするのさ。そして近いから。」
「煮込むだけなら私がしましょうか？」

そんな事言いつつカレーを混ぜるガイにAは交代しようかと近づいたが、いえ！自分がします！Aにガイスペシャルを美味しく食べてもらいたいらしい。

そうしてカレーが出来上がった。
「美味しい、、、美味しいですガイさん！」
「本当ですか！！それは良かったです！！」
「まぁ、相変わらずだね。」

ただうるさい。そして褒めすぎて頻繁に作りに来られても困る。初めてガイのスペシャルカレーを食べた時も褒めたら週一で作りに来て結界張ったっけ。

でも、なんだかガイといるAはいつもより明るく感じて妬けてしまう。
「俺の作ったカレーとどっち美味しい？」
「、、、カカシさん。まだカカシさんのカレー食べた事ないです。」
「あ。」

「でも、いつもカカシさんの作る料理はとても美味しいのでカカシさんのカレーも食べてみたいです。」
「うん。一緒に作ろう。」
ぜひお手伝いします。なんて言ってくれるからお願いします。と笑って返す。

「くー！！俺の存在がどんどん消えていく！！カカシ！勝負だ！！」
「お前、今日負けたじゃないの。早く500行ってこいよ。」
何かあれば勝負、勝負と。本当に変わらないヤツだ。そして今日何回思うのだろう。うるさい。と。