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...
(あの動揺は普通ではないな。前の世界で何かあったのか。んーいい思い出ではなさそうだね。どうやら色々抱えてるらしいな。薄々思ってはいたけど。)
(なんだか、放ってはおけない子だな。いつのまにか消えていきそうな存在って感じだ。まぁ元の世界に戻るとなると消えるのだけど、、、とりあえず早く上がってAにも温まってもらおうか。)
...
「上がったよ!次どーぞー」
「早くないですか?温まりました?」
「大丈夫大丈夫。忍びは速さが基本だから!さ、入っておいで」
だから食事も早いのか。とAは思った。背中を押されたため、お風呂場へと向かう。
お風呂場に向かったのを見届け、いつものように火影様に報告するため影分身を出して一応本体が行く。
「じゃ、報告してくるよ。」
「はいはい。」
このようにして、火影様と話を終えたら寝ている間に戻る。
しばらくして、Aが上がってきた。
「ありがとうございました。」
「いえいえ。」
「先程は取り乱してしまってすみません。」
「うん、大丈夫そうだね。」
いつも通りに見えるAに良かったと思う。
「、、、私、前にも言いましたが親はいません。だから、あの時カカシさんが家族って言ってくれて凄く嬉しかったんです。」
あの時はどう答えていいのかわからなかったけど、ここに来てカカシさんが教えてくれた。
「さっきも大丈夫って、落ちつかせて貰って、ほんとに嬉しかったです。ありがとうございます。カカシさん。」
と微笑みながら自分の思いをカカシに伝えた。
でも、やはりまだ自分の事が言えないAは監視役のカカシに良くして貰っておきながら申し訳ないと感じていた。
「、、、うん、どういたしまして。」
本当に素直というか、何というか、他にもこうなのだろうか。
今はまだ周りに触れてないけれど、監視が解かれ1人にするのは危ないのではないか、と思うカカシがいた。
「じゃ、寝ようか。明日は忙しいかもしれないし。」
「はい。」
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アボガド(プロフ) - マナさん» なんでしょう?何か間違えてましたかね? (2021年7月18日 21時) (レス) id: 02506a5b2f (このIDを非表示/違反報告)
マナ - アボガドさん» こんばんは…聞いてもいいですか? (2021年7月17日 18時) (レス) id: 961826b387 (このIDを非表示/違反報告)
アボガド(プロフ) - アイさん» ありがとうございます! (2020年12月5日 18時) (レス) id: 02506a5b2f (このIDを非表示/違反報告)
アイ(プロフ) - アボガドさん» この作品の続きが気になります……更新頑張ってください!m(_ _)m (2020年12月5日 7時) (レス) id: 7b57897ee4 (このIDを非表示/違反報告)
アボガド(プロフ) - アイさん» よく分かってませんけどどうぞ笑 (2020年11月24日 17時) (レス) id: 02506a5b2f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:アボガド | 作成日時:2019年3月17日 22時