Gimme Gimme(フレッド) ページ42
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｢ねぇ、Aとはもうヤッたのかい？｣
このやたらと顔のいい男は何を言ってるのかと耳を疑った。
フレッドは今、ノーランの部屋のベッドの上で後はもう寝るだけの状態だった。
そもそも泊まる予定はなかったのに、なぜこうなってしまったかというのはアーサーのせいだ。
｢クィディッチのワールドカップ！いやぁ、それはぜひ観てみたいもんだ！｣
｢私もトニーを招待出来ればなんと光栄なことか｣
｢そうそう！次の映画の案でね、生き残った魔法使いの男の子っていうテーマで企画してみたいんだが、アーサー脚本書かないか？｣
｢ハッハッハ！それじゃ主演はハリーだな！｣
大きな笑い声でジョークにもならない発言をするアーサーにフレッドは少なからずとも驚いた。
家でお酒を飲んでいる姿を見たことはあるが、こんなにもハメを外している姿は見たことがない。
｢あなたのお父様、いつもあんな感じよ。で、すっごく酔っ払ってもちゃんと帰るんだけど次の日にはなぁんにも覚えてないらしいの。それはトニーも一緒なんだけど｣
テーブルの上のブランデーやウイスキーの空いたボトルを見れば、アーサーとトニーの顔が真っ赤な理由も頷ける。
するとトニーはアーサーと話すのをやめて、勢いよくフレッドの顔に指を突き出した。
｢フレッド！君はすごい発明家だそうじゃないか！｣
｢えぇ、まぁ｣
｢商売もしてるんだってな。若いのにすごいことだ、そういう男はビッグになるぞ！｣
トニーが何のことを言っているのか思い当たる節はある。
ウィーズリー・ウィザード・ウィーズ、ジョージと一緒に始めたことだ。
いつか2人で悪戯専門店を開くために、ホグワーツでコツコツと生徒相手に商売を始めたもので予想通りの資金調達が出来ている。
｢いいボーイフレンドを見つけたな、A！｣
｢えぇそうでしょう、ありがとう｣
Aは酔っ払ったトニーに慣れた様子で上手にあしらっているが、その顔は嬉しそうだ。
ミーシャも楽しそうにフレッドに微笑みかける。
｢普段は厳しく当たってるように見えるでしょうけど、あれであなたのこと気に入ってるのよ｣
｢本当に!?｣
｢えぇ。夢見る若い子が好きで、それに向かって頑張る子はもっと大好きな人だから｣
トニーがそんなに良い印象を持っていたことを知らなかったフレッドは、嬉しそうに笑顔を返した。
しかし隣に座るAが顔をしかめていることに気づく。
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しらたまコ(プロフ) - さらさん» 面白いと褒めてもらえて嬉しいです!!数ある中から出会えてもらえて感謝です！応援のお言葉を糧に更新頑張ります!! (2022年1月24日 16時) (
レス) id: c3dd0cadc5 (このIDを非表示/違反報告)
しらたまコ(プロフ) - 時計さん» 伝わります、ありがとうございます！死の秘宝まで続ける予定ですよ！フレジョ推しのはじめてだなんて嬉しすぎます、、。ヤバいです、本当にありがとうございます！ (2022年1月24日 16時) (レス) id: c3dd0cadc5 (このIDを非表示/違反報告)
さら - おもしろすぎます！久しぶりにこんなに楽しい小説を見つけました。応援しています！そして楽しみにしています！！！ (2022年1月18日 20時) (レス) @page19 id: 339793d87a (このIDを非表示/違反報告)
時計 - ヤバイっす、、エグいっす、、、（語彙力）この小説って死の秘宝まで書くんですよね？めちゃ大変ですね、、。作者様のペースで頑張ってください、、！追伸この小説見始めてフレジョ推しになってしまいました。 (2022年1月14日 22時) (レス) @page17 id: 61f9818175 (このIDを非表示/違反報告)
しらたまコ(プロフ) - ホワイトチョコレートさん» コメントありがとうございます！だいたい週1ペースで更新してますので、これからもよろしくお願いいたします^^* (2022年1月10日 23時) (レス) id: c3dd0cadc5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しらたまコ | 作成日時：2021年12月11日 23時
