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グラグラの実 ページ21

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黒ひげ『ゼハハハ!聞こえてるかエース!!』




スクリーンによって映し出されている映像を、エースは黙って見ていた。

その表情に、2年前の頂上戦争で見せた激しい感情の起伏は無い。




黒ひげ『今頃、元白ひげ海賊団どもは俺の仲間によって倒されているだろうよォ!!俺の晴れ舞台を見せられなくて残念だぜ…』




黒ひげの手には、厳重な箱に入れられていた、悪魔の実




黒ひげ『2年だ!あれから2年が経った!漸く俺はこの力を手に入れられる!!そう…自然系(ロギア)最強の能力__

__グラグラの実だァ!!!』




スクリーンに映し出された悪魔の実に、周囲が息を呑んだ。




貴方「あれがグラグラの実…」

エース「ッチ、1番手に渡って欲しくねェヤツに渡っちまった…」

サボ「まだ落胆するのは早いぞ、エース。」

キャ「その通り、ヤツは既にヤミヤミの実の力を有している。今すぐ食べられる心配は無い、まだ奪還のチャンスはある。」

ロー「そうとは限らねェんじゃないか?…なァ、A」




実際に、複数持ちの疑惑のあるAに話を振ったロー
彼女は、少し苦い顔をしながら、それに応えた。




貴方「…悪魔の実の能力は、命一つに宿る。複数持つことを可能にする異質な何かが黒ひげの体におきていれば…考えられなくも無い。」

エース「アイツの体は他の人間とは違ぇ、複数持ちも十分考えられるってのが、白ひげ海賊団での見解だ。」

キャ「そんな事が有り得るのか…!?」




実際にココにいるしな。
言葉にはしなかったものの、そう言いたげな表情でローはAを見ている。

そんな彼女は、冷や汗を額に浮かべながら明後日の方向に顔を向けた。




黒ひげ『コレが欲しいかァ…エース』

エース「…」

黒ひげ『なら、奪いに俺の元へ来い!!海賊らしく、海賊らしい決着をつけようじゃねェか!!!
待ってるぜェ…エース。ゼハハ!!』




耳に残る笑い声を最後に、
映像電々虫による投影は終わった。

背に掲げているもの→←ドフラミンゴと黒ひげ



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シュワっち - グラグラの実はロギア系ではなく、パラミシア系でございます。あとこの小説気に入っております!頑張ってくださいね♪ (2022年11月4日 11時) (レス) @page21 id: 7ee783d5ae (このIDを非表示/違反報告)
名無し - こんなに素敵な夢小説見た事無いです…… (2020年3月23日 8時) (レス) id: a078323fa5 (このIDを非表示/違反報告)
仮面タロウ(プロフ) - ちょんこさん» ご指摘ありがとうございます…!! (2019年10月6日 14時) (レス) id: 2292ab7783 (このIDを非表示/違反報告)
ちょんこ - ヴィオラのセリフ(ルフィのトラ男云々の後)のさっき迄いたハズ、がさっき迄いたバスになってます! (2019年10月6日 11時) (レス) id: 676011e8bc (このIDを非表示/違反報告)
仮面タロウ(プロフ) - 月威さん» ありがとうございます!頑張ります^ ^ (2019年9月30日 20時) (レス) id: 2292ab7783 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:仮面タロウ | 作成日時:2019年9月30日 18時

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