ピエロの正体を誰も知らない８【トラファルガー・ロー】

決着 ページ12

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ドフ「ッフッフ！俺は失望したぞロー！！会わねェうちに愚かになったもんだァ」





能力で飛び、ドフラミンゴとAの前に現れたロー

かろうじて腕はつながっていたが、ダメージを受けたままのローの姿に
「やっぱり」と呟きAは目を伏せて笑った。





ロー「この傷ごと、お前へぶつける。それが俺のケジメだ。」

ドフ「昔のお前なら確実な方を選んでいたハズだ。それを感情だけで動くとはな。」





ローをここまで変えたのが、あの麦わらだと思うと、Aは少しもやっとしたが、それを表に出さすことはなかった。





ロー「…決着をつけよう。ドフラミンゴ」

ドフ「あァ、そうだな。従わねェなら殺すまでだ。…“海原白波”(エバーホワイト)！！」





イトイトの能力により、一瞬にして町一帯を糸に変えた。
周囲の糸が容赦なくローとAを狙う。

それから逃れるように、Aが上空へ撃ち上げた弾丸と自分達の位置をローの能力へ入れ替え、はるか上空へと飛んだ。





ロー「お前を思うのなら、俺ひとりの方がいいのかもしれねェが…もうAを残しては行かねェ。決着がつくその瞬間まで付き合え」

貴方「ふふ、たとえそれが地獄だったとしても、私はローに付き添うよ。」





そんなふたりの元へ、物凄いスピードで下から追い掛けて来るドフラミンゴ。





ドフ「俺を相手に空中を選ぶとは良い度胸だな、ロー！！16発の聖なる凶弾…！！“ 神誅殺”(ゴッドスレッド)！！」





武装色の覇気を纏わせた糸が16本の鋭い矢となり、一斉にローへ向けて放たれた。

負けじとローは鬼哭を振り下ろす。



覇気同士が衝突し、稲妻のような摩擦が発生した。

暴風と爆音がドレスローザ中を駆け巡る。





ドフ「覇王色には敵わねェ！！お前は王の器ではないのだからなァ！！」

ロー「俺ひとりならな…！だが、今は違う！！」





ローが身体をずらすと、背後で死角となっていたAが、ライフルのスコープ越しにドフラミンゴを狙っているのが見えた。

攻撃に集中していた今のドフラミンゴに防御するほどの糸は残っていない。

そして＿＿





ドフ「ッぐ、」





ドフラミンゴ両肩に銃弾が命中し





ロー「“ガンマナイフ”！！」





ナイフのような形に集約したオペオペのエネルギーを手に、

ローの全てをドフラミンゴに叩き付けた。

残党１→←差し伸べられた手

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