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105_ベルモットside ページ13

ベルモットside



「本当にこんな所にスコッチがいるの?」

「えぇ、いますよ。」



Aの案内のもと、ラムの腹心であるキュラソーと共にやって来たのは、何の変哲も無いマンション。

銃を連射した影響で脱臼したばかりの片腕を庇いながら、片手で松葉杖をついて歩く姿は痛々しい。



「A、ここは危ない。手を……いいえ、何でもないわ。」



手を貸そうとしたキュラソーは、途中で口をつぐむ。

おそらくラムは、キュラソーの首に付けられているチョーカーに内蔵されたカメラから覗き見しているのでしょう。

手を貸そうとしてやめたのも、耳に付けられたハンズフリーから指示を出したようね。


いい御身分ですこと。



「スコッチがいるのは、ここの部屋ね。」

「はい。」



Aが玄関の鍵を開けたのを確認すると、私とキュラソーは、いつ攻撃されてもいいように臨戦態勢をとったまま家の中へと入った。

彼女の腰に銃を突き付け、先頭を歩かせる。



「ここがスコッチさんの部屋です。」



私とキュラソーはアイコンタクトでお互いに頷く。

相手に悟られないよう、物音を立てずに突入しようとした、その時──


──Aはドアをノックした。



「スコッチさん私です。今日はお客様を連れて来ましたよ〜!」

「「ッ!!?」」



私たちの存在をバラしたAに、キュラソーと共に目を見開く。

この状況を分かってて言っているの!?

ただでさえ疑われているのに、これじゃあ、スコッチに逃げる隙を与えているかとしか思えないじゃない…!


そんな私たちの様子を気にする素振りも見せずに、彼女は部屋のドアを開けた。



「ッ…」

「A…これは一体どういう事なの。」

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仮面タロウ(プロフ) - 深月さん» ですよね!!!夜の美術館とか似合いそうだなぁと思って書きました!いつかは夜のシチュエーションも書いてみたいですね(^^) (2022年8月21日 11時) (レス) id: 2292ab7783 (このIDを非表示/違反報告)
深月(プロフ) - ジン……!!!!休日に一人で美術館巡っているとか可愛すぎます!そして、わかりみが深いです、ジン美術館好きそう(笑)続き楽しみにしています。 (2022年8月16日 21時) (レス) @page44 id: 8da4958f2c (このIDを非表示/違反報告)
仮面タロウ(プロフ) - 小宮瑠璃さん» 嬉しい…!ありがとうございます!! (2022年7月26日 22時) (レス) id: 2292ab7783 (このIDを非表示/違反報告)
仮面タロウ(プロフ) - あお。さん» コメントありがとうございます!現在元気に3股してます!笑 これから4になるのか、もっと増えるのかは乞うご期待!! (2022年7月26日 22時) (レス) id: 2292ab7783 (このIDを非表示/違反報告)
小宮瑠璃 - 仮面タロウさん» めっさ楽しみですぅっ!!完結まで私はこの作品を推し続けます!! (2022年7月25日 22時) (レス) id: dbce0c6b80 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:仮面タロウ | 作成日時:2022年6月28日 12時

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