おわりとはじまり2 ページ43
。
《貴方side》
私はツバメの背に乗りながら
目下に広がる海を見つめた。
呑み込まれてしまいそうなほど、
海は深い闇に染まっている。
貴方「…そういえば何処に向かってるんだ?」
燕「飛脚組の本社。」
貴方「…え、私オヤジの船に行きたいんだけど…。」
燕「組長には、今回の事件における後片付けが残ってる…取引相手や傘下の人間その他諸々の関係者全員への説明に書類上のr((
貴「分かった分かった、やればいいんだろ。」
…ならよし。」
貴方「……はぁ。」
燕「…海軍本部から戻って来てから組長の雰囲気、柔らかくなったな。」
貴方「…そうか?」
燕「前は色々なモノを守るために、何処か切羽詰まった生き方をしていたが、今は心にゆとりがあるように見える。」
貴方「心のゆとりか…」
燕「それに…弟たちの元に戻る〜!以外の選択肢を組長の口から初めて聞いた。」
それを聞いたAは、驚きを隠せずにいた
.
無意識だったのだ
.
以前から白ひげ海賊団に帰りたいとは思っていたが
行動に起こす事は、今までしたことが無かった。
貴方「ッフフ…どうやら私は自分に選択権が無いと決めつけ、
知らぬ間に自らそれを放棄していたようだな…。」
.
.
夜空の向こうには朝の気配
空が暁色に染まりだす
夜が明け始めようとしていた
.
貴方「私は、白ひげ海賊団のクルーとして、
…家族と
オヤジと一緒に
この世界を見たい…!」
透き通るような日の光が
私たちを包み込む
すべての人たちに朝を…
未来を運ぶ光が水面を照らす
.
.
___ここから私の冒険が始まるんだ___
私の瞳から闇は消え
代わりに未来という名の光が瞳に灯っていた
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ワンピース大好き - めっちゃ面白いです!質問なんですが黒鬼と夢主は同一人物なんでしょうか? (2022年3月30日 16時) (レス) @page15 id: 0debfe5c5b (このIDを非表示/違反報告)
仮面タロウ(プロフ) - トメィロウさん» そう言って頂けて感激です!ありがとうございますっ!! (2019年4月2日 17時) (レス) id: 2292ab7783 (このIDを非表示/違反報告)
トメィロウ - この作品大好きです(●´▽`●)いつもニヤニヤしながら読ませてもらっています←は?? (´ρ`*)コホン更新頑張ってください!待ってま〜す (2019年4月2日 7時) (レス) id: 7828891ba6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:仮面タロウ | 作成日時:2019年3月16日 17時