お尋ね者２-七武海との密約【ONE PIECE】

おわりとはじまり１ ページ42

。


ツバメさんは
トリトリの実の能力者、モードはツバメ

鳥の中でも上位の速度を持つ



貴方「ツバメさんがいてマジで助かった。」

燕「あんなに取り乱した組長、はじめて見た。…ックク」


貴方「おい笑うな。…あの状況で取り乱さない人間いるなら会ってみたいよ(真顔)」

燕「確かにあの2人の気迫は凄まじかったな…息もあってたし。」



貴方「あの2人が組んだら世界が終わりそう。」

燕「言えてる(笑)」



ツバメの背に乗り直し、
さっきまでいた方向を振り返った

2人とも能力で飛行可能な人間なので
付いてきていないか念のために確認したのだ。



貴方「(良かった…流石に居ないな)」



そのAの様子に気付いたツバメ



燕「…だが、いくら復讐のためとは言え、あそこまで周りを固めなくても良かったんじゃないか？
まさか七武海を2人もバックに付けるなんて…。」



貴方「まぁな。復讐もそうだが、2代目の息のかかった人間をあぶり出し確実に殺すためでもあったからな。

…だが、真の目的は別にある。」



燕「真の目的？」



貴方「あぁ、組織内での争いは外野からすると内と外から組織を潰すチャンスでもある。

それを防ぐ為に、“3代目黒鬼”の後ろには七武海の2人がいると、今回の事件で分からせた。

…ま、要するに“牽制”だ。」



燕「…だから、何人かの使用人にトドメを刺さなかったんだな。」

貴方「何だ、気付いていたのか？」



燕「何年組長と組んでると思ってるんだ。…だからこそ思う。今回のような事を何度もして、いつか組長が裏切られないか不安になる。」



貴方「…私は常に人を疑って生きてきた。黒い鬼の面は、疑心暗鬼の象徴…私の名の由来だ。
それに…閻魔様の前では嘘は付けないだろう？(ニヤッ」



Aの通り名は
【閻魔の黒鬼】



燕「……あなたは恐ろしい人だ。」

貴方「フフ…褒め言葉として受け取っておくよ。」

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