56話 大人の食事 ページ12
大和守side
小さな歯が生え揃い
1歳半を過ぎた美桜はとても食欲が旺盛で
離乳食ではなく、僕たちの食事に
興味を示すようになってきたのだ
そして今日から僕たちと同じ食事摂ることになった
つまり、離乳食の卒業だ
そのため、朝から歌仙さんと燭台切さん、
そして普段厨に立つことのない長谷部さんが
張り切っていた
通りかかると、何故か
ミュージカルのような歌声が聞こえる
え、料理してるんだよね………?
ここは気にしたら駄目だ
そう思った僕は大広間に向かった
隣を見ると清光もそわそわとしている
お前が卒業したわけじゃないでしょ、ブス
と言いたくなったが我慢した
だって僕は料理とかできないから、
何かすることはできないけど、
美桜の成長は自分のように嬉しいから
だから、本当は分かりたくないけど
少しだけ、ほんの少しだけ
清光が分からなくもない………気がするんだ
燭台「さぁ、出来たから食べよう!」
お、いよいよか
今日の献立は野菜たっぷりのうどんか
美桜にはこの間、江雪さんと宗三さん、小夜くんが買ってきた
可愛らしいピンクの桜柄の小さな器が用意されていた
美桜がキョロキョロと周りの人の器の見始めた
その中に入っているのが、
いつもの食事と違い、皆と同じものになっていると
美桜は気づいたのか
『まんま…?これ?』
と少し不思議そうな顔をして
隣に座っている石切丸さんに聞いていた
この子、なかなか偵察値が高いよね……?
石「うん、そうだよ。美桜のまんま」
そう言って美桜に食べるように促した石切丸
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
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作者名:レイン | 作成日時:2017年12月9日 20時