ガーベラの花を II【刀剣乱舞】 (ページ13)

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57話大人の食事ページ13

大和守side

一眼レフで構える一期さんや

動画撮影をする宗三さん、

もうすでに泣きそうになり布を用意している

三日月さんと小狐丸さん

美桜が食べる瞬間を皆が固唾を呑んで待っていた

訓練用のお箸を使い、何度も落としながらも

口に運ぶ美桜

そして一口食べた

『～おいちぃ！これおいちいね！。』

乱「美桜、美味しいんだねー」

小夜「同じもの、食べれるようになって嬉しい」

三日月「み、美桜がとうとう俺たちと同じものを

食す日が来るとは」グスッ

小狐「いかんせん、

年寄りは涙腺が脆くてかなわぬわ」

一期「美桜、今度弟たちと一緒に

甘味を食べに行きましょう！

美味しい甘味屋を知っているのでな」カシャカシャ

宗三「美桜、こちらを向いて下さい」

美桜は一挙手一投足に注目されてるのに

困ったのか僕と清光の間に座り込んできた

清光はじゃ、こっちに避難だねと言い

美桜の器を取りに行った

美桜は僕をニコニコと見つめ

『やぁーさだ』と呼んだ

大和「うん、なぁに？」

と聞き返すと

『しゅき！』

と言ったのだ

初めてそう言ってもらえた

嬉しい

ありがとうと美桜の頭を撫でていると

いつのまにか急に周りが静まっていたのだ

後ろから殺気が飛ばされてる

気のせいではない

確実に僕を狙っている

僕は油の切れたブリキのおもちゃのように

ガガガッと首を動かし、皆を見た

タラタラと冷や汗が流れる

皆が鬼の形相だったからだ

今のは僕のせいじゃないよね⁉

皆怖いよ！！

鬼の副長と呼ばれていた土方さんよりも鬼になってるよ！！

助けて沖田くん！！！

鶴丸「大和守、きみ、覚悟はいいか」

歌仙「首を差し出せ」

一期「大和守殿」黒笑

加州「俺だって、まだ美桜に好きって言ってもらえてないのに⁉」

やばい

どうやら、美桜は初めて好きと言ったらしい

これが死亡フラグというやつか

隣を見ると

原因である当の本人は

いつのまにか清光が運んだうどんを食べていた

ちゅるちゅると音を立てて

その時、僕は知ったんだ

この場に僕の味方はいないことを←

大和守の悲鳴が本丸中に鳴り響いたとさ

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ガーベラの花を I

の作者のお知らせを削除し、

ちょっとしたお話を書いてみました！

よろしければそちらもご覧下さい

3話の省略したお話です。