第57話 ページ8
そして学校が終わりみんながぞろぞろと下校していく。
そのなかで私はカラフルな3人といっしょに歩いていた。
私は黒髪だから、逆に目立つ。
・・・先ほどから女子生徒の視線がものすごく怖い。
あんまし目立ちたくなかったのけど。
「Aっちの家ってどこら辺にあるんスか?」
「私の家の近くだよ。」
「へ〜、そうなんスか。」
隣ではいろいろ話していて
「・・・・・・。」
反対側の隣では無表情で歩いている人がいる。
・
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そして歩くこと20分程度。
「ここがAっちの家スか〜。」
家に着いた。私は鍵開ける。
「広いね〜。っていうかAちゃん以外、誰もいないの?」
「うん、まあね。いろいろと事情があって・・・。」
話すこと約1分。
「赤司君、帰って大丈夫だよ?
というか帰って。」
「いやだね。」
そうだ!いいことを思いついた。
「みんな、夕飯食べていく?」
「いいの?」
「全然いいよ。」
「じゃあお言葉に甘えて・・・。」
「俺もお願いっス」
「僕もお願いしようかな。」
「600円ね(ボソ」
私は赤司君に囁く。
「なんで僕だけなんだろうね」
小声で返してきた。
「・・・特別だから?(ボソ」
いや、ただ単に金持ちだからなんだけどね。
あれ赤司君が少しだけ、本当に少しだけ赤くなった。
「赤」司君だけに?
「そういう言葉は無造作に使わない方がいいと思うが?」
「・・・?とりあえずそういうことで。
それなら赤司君、私の家にいてもいいよ」
「君になんで命令されなければならない。」
ということで、みなさん、私の家でご飯も食べていくことになりました。
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桔梗(プロフ) - ありがとうございます!更新、頑張ります! (2014年4月4日 19時) (レス) id: 647d957ad5 (このIDを非表示/違反報告)
蒼空(プロフ) - 今日、パート1のほうからいっきに読みました!!更新頑張ってください!! (2014年4月4日 9時) (レス) id: 9fedbd5a62 (このIDを非表示/違反報告)
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