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第56話 ページ7

そういう感じで休み時間になった。

さつきちゃんが寄ってくる。


「Aちゃん、やっぱり頭いいね。すごいな〜。」


「別に。全然。」


「僕にドヤ顔を向けてきたのにか?」


「黙って。」


「その命令が僕に訊くと思っているのかい。」


「思っている」


あ、これ昨日と同じ下りになるような気が・・・。



そのとき黄瀬君が


「Aっち頭いいっスね。

こんど勉強教えてくれるとうれしいっス」


といってきた。

あ、よかった。


「そんなことないけど、教えるぐらいならいいよ?」


「やったー。」


と黄瀬君は喜ぶ。


「あ、そうだ。今日部活ある?」


「いいや、今日はめずらしくないっス」


「へー、じゃあ今日でいい?」


「Aちゃん、あのさ、私もいい?」


さつきちゃんが訊いてきた。


「いいよ。私の家に来てよ。」


私はもちろん、という風にうなずいた。



「じゃあ僕もいいかな」



赤司君はとりあえずダメ。

面倒くさいことになるから。


「うん、ダメ。」


「・・・。」


「だって頭いいじゃん?」


「僕の命令は・・・?」


あ、なんか黄瀬君の表情が硬くなってる。


「絶対っス」

「何それおいしいの?」


私は無表情で言う。


さらに黄瀬君の表情が硬くなっている。


「しょうがない、一分だけならいいよ」



「じゃあ行かしてもらうよ」


うわぁ、なんか黒い笑みで言ってる・・・。



ということで何故かさつきちゃんと黄瀬君と・・・赤司君と勉強会をすることになりました。

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桔梗(プロフ) - ありがとうございます!更新、頑張ります! (2014年4月4日 19時) (レス) id: 647d957ad5 (このIDを非表示/違反報告)
蒼空(プロフ) - 今日、パート1のほうからいっきに読みました!!更新頑張ってください!! (2014年4月4日 9時) (レス) id: 9fedbd5a62 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:桔梗 | 作者ホームページ:http  
作成日時:2014年4月2日 20時

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