第92話 ページ43
「そうだね。これくらいできなくて、どうする?だよね。」
そういって私は作り笑いだけどクスリと笑った。
_______あの、天才と呼ばれた「結城A」だから。
それぐらいできないと。
「みんなもう帰っていいよ?あと、私は片付けとかいろいろあるし・・・。」
そういうとさつきちゃんが思い出したように言った。
「あ、私用事があったんだった。だから帰らせてもらうね。」
それに続いて
「じゃあ俺らも帰るか?」
と青峰君が言う。
じゃあ、と言ってみんなは会場を出ていく。
しかし赤司君はここにいる。
「赤司君行かないの?」
「・・・。今の君はとても不安定に見える。違うか?」
「・・・やっぱり何でもお見通しだね。
なんか嫌な予感がするんだ。」
そう。そして私のこの予感は必ず的中する。
「僕もだ。県大会は出るのか?」
「出ないとみんなに悪いから。」
_______県大会に出るだけなのに・・・。あんなことが起こるなんて・・・。
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桔梗(プロフ) - ありがとうございます!更新、頑張ります! (2014年4月4日 19時) (レス) id: 647d957ad5 (このIDを非表示/違反報告)
蒼空(プロフ) - 今日、パート1のほうからいっきに読みました!!更新頑張ってください!! (2014年4月4日 9時) (レス) id: 9fedbd5a62 (このIDを非表示/違反報告)
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