第87話 ページ38
そんなこんなで部活が終わり、帰り道。
「・・・。疲れた。」
「佐藤、お前こんな性格だったか?」
青峰君に尋ねられ私は
「分からない」
と返す。そう訊かれたのには理由がある。
どうも、私の注意が厳しすぎたらしい。
そこまで言ったつもりはないんだけどな・・・。
「明日、音楽・・・。」
私がそうつぶやくとさつきちゃんが思い出したように言う。
「そういえば箏のコンクールがあるらしいよ。
先生が集めてるんだって。
Aちゃん、出てみたら?」
うん、その話は知っていたけれど・・・。
「私、そんなにうまくないから・・・。」
「それは僕たちに対する嫌味なのかい?」
「・・・?ああ、なるほど!
君たちは私より下だと、君は主張しているわけか。
でも、どうしよう。出ようかな。うーんでも、箏持っていないし。」
「・・・。なんなら貸してあげなくもないが?」
「なんか癪だからやだ」
どうしようかな。少し調べてみよう・・・。
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桔梗(プロフ) - ありがとうございます!更新、頑張ります! (2014年4月4日 19時) (レス) id: 647d957ad5 (このIDを非表示/違反報告)
蒼空(プロフ) - 今日、パート1のほうからいっきに読みました!!更新頑張ってください!! (2014年4月4日 9時) (レス) id: 9fedbd5a62 (このIDを非表示/違反報告)
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