第81話 ページ32
そして翌日の放課後。
だれも私の靴箱には触れていない。
ということは掃除もしていないし、悪戯もされていない、ということか。
私は職員室に向かう。
「先生、入部届けを出したいんですけど」
「入部届け・・・。バスケ部かっ?
しかも男バス。ということはマネージャーか。この時期からなんて珍しいな・・・。
ぶつぶつ・・・。」
先生が何やらいろんなことを話している。
「先生?とりあえずこれでいいですか?」
「あっ、悪いな。男バスの入部届けは赤司に出さなくてはいけないんだ。」
「・・・。先生、なんで赤司君に出さなきゃいけないんですか。
嫌なんですけど。」
「・・・。佐藤、お前本当にこれから男バスのマネージャーやるんだよな?」
確かに。
「まあ、そういうことになりますね。
半分くらいは強制的に、ですけど。
とりあえずわたしはここらへんで。」
そう言って私は職員室を後にした。
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桔梗(プロフ) - ありがとうございます!更新、頑張ります! (2014年4月4日 19時) (レス) id: 647d957ad5 (このIDを非表示/違反報告)
蒼空(プロフ) - 今日、パート1のほうからいっきに読みました!!更新頑張ってください!! (2014年4月4日 9時) (レス) id: 9fedbd5a62 (このIDを非表示/違反報告)
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