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一松side


(時間を少し遡って)



ふと、目を覚ます。

そうか…俺後ろから殴られて………。


噛まれたり、切られたりした傷がズキズキと痛む。

今度は、最初とは違う…もっとちゃんと、拘束されてしまっている。

手錠足枷、挙句監視カメラある上に監視員が1、2、3……


ったく、こんなボロボロで逃げ出すなんて無理に決まってんだろ…。


未だ止まらず、滴り落ちる血が目に入りそうになって、慌てて閉じる。
瞼の上を、生温かい液体が伝っていく。


?「いいザマだな、1046号」

ふと聞こえたその声に、全身の毛が逆立つのような感覚を覚える。

声の主はmorteだ…あの、クソ野郎。


一「…テメェ、俺を殺すんじゃなかったのか?

だからあのゾンビの中閉じ込めたんだろ?
…なんで助けた?あのまま放られてれば、俺は死んでただろうにな」

はっ、と嘲笑を浮かべる。

こいつにだけは、弱みは見せたくない。

少しの沈黙の後、morteが口を開く。

モ「ああ、私も最初はそのつもりだった。
しかしな…事情が変わった。

どうやら…お前の部下と……お前のガッティーナ(・・・・・・)が侵入したらしい」

一「ガッ……………………」


morteの言葉に、絶句する。


なんで、ガッティーナが………!

部下は分からなくもない、でも、なんで、なんでガッティーナが……


モ「そこでな、お前に選ばせてやろう。

お前が死ぬか、あいつが死ぬか。」

一「なっ…そんなの、答えわかってんだろ…!」

モ「…だろうな。しかし考えてみろ?

あいつが死んだところで誰も困らないだろうが…

お前が死ねば、pinoの奴らは皆路頭に迷うだろうな」

一「ッ……!」


それを言えば、俺が困るのがわかってるんだろうな。

実際、そうだ。困ってしまう。


ガッティーナは大事だ。世界一…この世で1番。

けど、部下どもも、俺の勝手でそんなことになれば可哀想だろ。


…ならば、




一「____________わかったよ。


松野カラ松を、始末すればいいんだろ…?」

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フルですが何か(プロフ) - ゴフッ←(最初の甘さからの温度差に致命傷を負った人間) (2023年1月8日 22時) (レス) @page16 id: 954ab8f47c (このIDを非表示/違反報告)
松壱@おそ松さんgirls(プロフ) - ルーことさん» 閲覧&コメントありがとうございます!はい!頑張ります! (2018年12月23日 20時) (レス) id: 1f58a69c9c (このIDを非表示/違反報告)
ルーこと(プロフ) - とても面白いです!更新頑張ってください! (2018年12月23日 14時) (レス) id: 2c5edc2ba8 (このIDを非表示/違反報告)
おそ松さんgirl(プロフ) - ドンヒラgirlさん» 閲覧有難う御座います!はい!頑張ります!!(*´∇`*) (2018年6月13日 20時) (レス) id: 1f58a69c9c (このIDを非表示/違反報告)
ドンヒラgirl - 1からずっと見てました!素晴らしい語彙力とストーリーの内容で見いってしまいました!続きが楽しみです!これからも頑張ってください!^^ (2018年6月13日 18時) (レス) id: 4539be4f63 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:松壱 | 作成日時:2018年5月18日 19時

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