36,何じゃいこの状況 ページ6
時間が経つのは早いもので、もう入部届けの提出日になってしまった。
例のあの約束の日から、バスケ部のみんなは俺のことをサッカー部員から守ってくれていた。
時にはプッツンしてしまったひゅが先輩がサッカー部部長にタイマン仕掛けに行きそうになったり、イライラしたカントクにより練習メニューが倍になったりもした。でも、楽しかった。世界ってこんなに華やいでたっけ?
とかそんなことを考えていると、屋上に続くドアの前に着いた。ドアを開けると、強い風が体に当たる。後ろから兄貴とガミさんが着いてきているから立ち止まらずに屋上へと足を進める。
「フッフッフ・・・・・・待っていたぞ!」
そこにはカントクが仁王立ちで立っていた。カントク、スカートが風のいたずらで捲れそうですよ、という言葉は胸に留めておこう。
「・・・・・・アホなのか?」
ガミさんがカントクに対してとても失礼なことを言う。
「決闘?」
それにつられて兄貴はアホなのか? と聞きたくなるようなことを言う。
ほかの同級生達はもう集まってるようで、キョロキョロしていた。その理由は____
「つーか忘れてたけど・・・・・・月曜って、あと5分で朝礼じゃねーか! とっとと受け取れよ。」
そう、朝礼なのである。ほとんどの生徒は朝礼のために既に校庭に並んでいる。ここにいるのはバスケ部の入部希望者とカントクだけ。どう考えてもおかしいのだ。
37,ここから叫べってのか……声出るかしら。→←35,あったかいな。
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うたプリ大好き?(プロフ) - 続き気になっています この作品はもう更新されないのでしょうか? (2022年4月6日 11時) (レス) id: 48370e286a (このIDを非表示/違反報告)
うたプリ大好き?(プロフ) - 更新再開楽しみにしています! (2021年6月10日 15時) (レス) id: 48370e286a (このIDを非表示/違反報告)
あるな。(プロフ) - うたプリ大好き?さん» コメントありがとうございます!返信が遅くなってしまい、申し訳ございません。今は別作品をメインで執筆しており、こちらの作品は下書きに書き溜めている状態になります。60話まで書きましたら続編と同時に公開致しますので、もうしばらくお待ちください(>_<) (2021年6月10日 15時) (レス) id: c90668b635 (このIDを非表示/違反報告)
うたプリ大好き?(プロフ) - 続き気になっています この作品はもう更新されないのでしょうか? (2021年6月6日 23時) (レス) id: 48370e286a (このIDを非表示/違反報告)
あるな。@ゆー(プロフ) - まゆさん» 返信が遅れてすみません!ありがとうございます、とても嬉しいです!頑張って更新しますね(*´ω`*) (2018年2月5日 0時) (レス) id: 4b1c29dc3a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あるな。 | 作成日時:2016年4月1日 15時