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モブ6 ページ7

凛月と初めて会ったのは、2ーBになったばかりの頃…


「相棒と、今年も一緒のクラスだ!」


俺は、相棒と同じクラスになって舞い上がっていた。


けど、「2年になるしそろそろ新しい友達作った方が良いかな…」と思い始め、悩んでもいた。


すると、その新しい友達を作るチャンスはすぐにきた。



始業式から、教室に帰ってきた時ふと黒髪の子が目に入ったんだ。



「(黒髪…もしかしてモブ仲間!?)」


俺は、その子に話しかけようと近づいた。


すると、その気配に気づいたのかその子は俺の方に顔を向けた。


俺は、思わず息を飲んだ。整った顔立ち、赤い目。全てが美しかった


「何?用があるなら早く言って。ふわぁ〜」


その子は、あくびをしながら言った。


「えっと…」


俺は、ここまできて何でもないというのもよくないと思い、「仲良くなりたい」そう話そうとした。




ちょっと、待て。



多分、この子は主要人物の一人だろう。

俺は、その子(主要人物)「友達になりたい」って話しかけようとしてるんだぞ!


ルール違反の何ものでもないだろうが!


俺よ、とりあえず落ち着け。


俺は、自分を落ち着かせるため軽く息を吐いた。


考えて言葉を選ぼう。


そう思いながら、口を開いた。


「いや、名前分かんないから名前聞いとこうかなって」


「ふーん…そうなんだ…」


なんか、怪しまれてるけどルール違反は回避できたかな?


「俺の名前は、朔間 凛月」


やはり、主要人物だった。
とりあえず、返事をしなければ…

「あぁ、よろしくな朔m」

俺は、朔間と言おうとしたが口を指で押さえられこう言われた。

え、何この状況


「俺、上の名前で呼ばれるの好きじゃないんだよねぇー」


「あ、ごめん…えっと凛月くん」


俺は、こう言うので精一杯だった。


「やだ、凛月って呼んでその呼び方なんかキモい」


凛月くんって、スパッと言うタイプなんだなぁ…。人の名前を呼び捨てか…


「あ、うん…よろしく凛月」


俺は、大体の人を上の名前でしか呼んだことがなかったから、少し抵抗があった

しかし、 心のどこかで呼べたことを喜んでいた。


「よろしくー♪…って名前なんて言うの」


「あ、野田。野田A」


「よろしくーA」


「あ、俺のことは野田って呼んで」


「何で?Aっていい名前じゃん」

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文字数が足りないので次行きます。

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作品ジャンル:ギャグ
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そぬん - イベント、頑張ってくださいね!更新とともに帰ってくることを楽しみにしてます!!!面白かったです!!! (2020年7月29日 19時) (レス) id: 5ad600b11d (このIDを非表示/違反報告)
^^* - 1章、、、、てことは2章もくる、、?神ですかありがとうございます。更新頑張ってください (2020年5月24日 8時) (レス) id: a311e75dfe (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:卯月美 | 作成日時:2020年5月20日 11時

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