9話 ページ10
貴「お疲れ様でした。」
私が仕事を終えて部屋に帰ったのは午後8時過ぎの話。
貴「はぁ・・・ただいま。」
ト「おう、遅かったな。」
貴「残業だし・・・」
ト「・・・そっか。」
貴「ねぇ、姉ちゃん。」
ト「あ?」
貴「姉ちゃん、学校って楽しい?」
ト「・・・うん。」
貴「皆・・・人間なのに?」
ト「A・・・」
貴「何?」
ト「あんた、何が言いたいの?」
貴「はぁ?」
ト「あんたまでアヤトみたいな事言い出すのか?」
貴「アヤトが言ってた事にも一理あるだろ。」
ト「だったら何でっ!」
貴「トーカにも・・・一理あったから。これ以外の理由なんてねぇだろ。」
ト「お前もアオギリに行くのかよ?」
貴「さぁ。」
ト「店長や皆を裏切るのかよ・・・」
貴「私はそこまで言ってない。」
ト「はぁ・・・もういい。」
貴「そ。」
ト「じゃぁ。」
貴「うん」
私がいきなりこんな話するから悪いのは知ってる。
でも・・・
部屋の前にある看板・・・
【霧嶋 董香・絢都・A】
絢都・・・
私の双子の兄。
小さい頃は・・・皆仲よかったのに・・・
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なゆゆん - 続き気になります!アヤト早く出てきて欲しい!ワクワク!更新頑張ってください (2022年12月14日 17時) (レス) id: 2f071b2218 (このIDを非表示/違反報告)
アンリ(プロフ) - あぎはさん» あざーすっ!タメでいいよ!! (2016年1月27日 17時) (レス) id: 287d6d50e9 (このIDを非表示/違反報告)
あぎは - おもしろかったです! 続きがとても楽しみです。 また頑張ってくださいね。 (2016年1月25日 18時) (レス) id: 16c4346c50 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:アンリ | 作成日時:2016年1月8日 19時