12話 ページ13
貴「・・・何か無理言ってすいませんでした。」
「いいですよ」
私は看護師さんに無理を言って金木さんの見舞いをさせてもらえる事に・・・
「ここです。」
貴「あっ、はい。」
「ごゆっくり」
貴「ありがとうございます」
看護師さんが廊下の角を曲がって見えなくなってから私は病室の
ドアをコンコンと2回ノックする。
『・・・・・・はい・・・』
少し間をおいてドア越しに聞こえる貴方の声。
貴「・・・かっ、金木さん、失礼します・・・」
私はそう言ってゆっくりドアを開けた。
金「金木さんとからしくないね、ヒデ」
貴「はい?」
金「とぼけないで・・・ってAさんっ!?」
貴「はい、A・・・ですけど。」
金「ごっ、ごめん!僕てっきり友達かと思って・・・!」
貴「気にしないでください。」
金「うぅ・・・」
貴「私のほうこそ無理言ってすいませんでした。」
金「え?」
貴「だって金木さん体調が優れないって看護師さんからきいて・・・」
金「あぁ・・・うん。実はね」
貴「?」
金「ここの所・・・味覚が・・・変なんだ。」
貴「!」
金「Aさん、何か分かる?」
貴「分かりますよ。」
金「へっ?」
わたしの答えが意外だったのだろう、声がもれてしまっている。
金「ど、どう言う事かな・・・?」
貴「神代・・・リゼ」
金「!!」
貴「彼女は喰種です。」
金「・・・・・・」
貴「金木さん、あの日・・・何があったんですか?」
金「あの日・・・僕はリゼさんとデートしてもらえる事になっていて・・・」
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なゆゆん - 続き気になります!アヤト早く出てきて欲しい!ワクワク!更新頑張ってください (2022年12月14日 17時) (レス) id: 2f071b2218 (このIDを非表示/違反報告)
アンリ(プロフ) - あぎはさん» あざーすっ!タメでいいよ!! (2016年1月27日 17時) (レス) id: 287d6d50e9 (このIDを非表示/違反報告)
あぎは - おもしろかったです! 続きがとても楽しみです。 また頑張ってくださいね。 (2016年1月25日 18時) (レス) id: 16c4346c50 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:アンリ | 作成日時:2016年1月8日 19時