【H×H】元夢女子は逆トリップの夢を見るか？２【キルア フェイタン】

素敵なイラストを頂きました！！ ページ11

http://uranai.nosv.org/img/user/data/a/f/f/aff8c1a3f7a0e7c03da405a4526fbc1f.jpeg

こちらのイラストを頂きました…！キルアとAちゃんです！！！！
敢えて言わせて下さい、絶対見て…

可愛すぎません…？おそらくルーブル美術館に寄贈されてもおかしくはないです、時価数百億と言ったところでしょうか。

興奮でどうしていいか分かりません…脳内に｢｢理想｣｣の2文字が駆け巡りました…！
どこに需要があるか分かりませんが、インスピレーションが湧いたのでイメージした小話をば！めちゃくちゃカッコイイキルアだったのでこの話の彼は当初比めちゃくちゃカッコイイです！

↓↓↓




__某日Aの自宅にて


｢なぁ、これもう着れねぇかも｣


Tシャツの裾を握りながらキルアはそうAに声をかけた。掴んでいるソレは確かにもう丈が短くなり、腕を上げるとチラリと腹が覗いている。


｢マジぃ？子供の成長は早いね、ホント｣


麦茶の入ったコップを持ちネットサーフィンに勤しんでいたAはそう言ってせせら笑う。

しかし、キルアはなんの反応もしめさない。いつもならばガキ扱いすんじゃねーよ！と可愛らしい文句と一緒に鉄拳が飛んできてもおかしくはないのに、だ。怪訝に思い、彼女は首を傾げた。


｢んー、まぁ…ちょっとはデカくなったかもな｣



彼はそう言うと少しだけ口角を上げながら、Aの手をそっと握った。指の付け根を撫で付けながら、するりと彼女の指の間に指を滑り込ませる。所謂、恋人繋ぎというやつだ。


色素が薄く、形容するなら正に白魚のようなその手。しかし、骨張った節や彼女のものより少しだけ大きなソレからはイヤでも｢男｣を感じてしまう。感じさせられる。



｢ばッ…！、？おまッ、何｣

｢照れてんの？どっちが餓鬼だよ｣


三日月型に瞳を細めながらこちらを見透かすキルアがやけに大人びて見え、思わず後ずさると先程まで掴んでいたコップが肘に当たり、中身が零れ落ちる。
ピシャッ…という音と共に彼女の服を濡らした。



｢あーらら、そっちも着れなくなっちまったな｣


心底愉快という声音だ。


__あ、コイツ割とマジでキレてる


｢おいコラ糞ガキ、調子のんな｣

売られた喧嘩は買うまでだ。クルリと身を反転させ、キルアの上に乗り上げる。


｢そのガキに迫られて動揺してる奴に言われても聞こえないね｣

｢迫る？笑わせるな、キスの一つも出来ねぇくせに？｣

｢へぇ……｣


その後ことは、書かずとも分かるだろう。

変人ここに極まれり→←お知らせ

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す