34.お菓子で仲良くなってみる ページ35
東京都立呪術高等専門学校
日本に2校しかない呪術教育機関の1校(表向きには私立の宗教系学校とされている)
多くの呪術師が卒業後もここを起点に活動しており、教育のみならず任務の斡旋・サポートも行っている、呪術界の要
悠仁「スゲー山ん中だな。ここ本当に東京?」
五条「東京も郊外はこんなもんよ?」
悠仁「伏黒は?」
五条「術師の治療を受けて今はグッスリさ。
とりあえず、悠仁とAはこれから学長と面談ね」
悠仁「学長……」
『私も面談するんですか?五条先生が無理矢理連れて来たのに?』
そう、私は高専に行きたくなかったため、頑張って抵抗したのだが……力にはかないませんでした。
高専は良い所なんだけど、今さら戻るのはやだなぁ〜って思って……。
私に人権なんてありませんでしたよ、はい。
五条「下手打つと入学拒否られるから気張ってね。Aも頑張って!」
悠仁「ええっ!?そしたら俺、即死刑!?」
「なんだ、貴様が頭ではないのか。
力以外の序列はつまらんな」
ぐぱっ
悠仁君の頬に口が出て来た。
『わぉ』
バチッ
悠仁君が勢いよく頬を叩いて宿儺さんの口を押さえる。
悠仁「悪ぃ先生、たまに出てくんだ」
五条「愉快な体になったねぇ」
宿儺「貴様には借りがあるからな」
悠仁「あっまた!!」
次は押さえた手からまた口が出てくる。
宿儺「小僧の体モノにしたら、真っ先に殺してやる」
『はい宿儺さん、コレあげる』
宿儺さんの口にガムを入れる。
宿儺「……なんだコレは?」
『ガムです。よく噛んで味を楽しむものですよ。あ、でも飲み込んじゃだめですよ、喉につまったら大変なので』
宿儺「ほう、コレはいいな、美味い。何味だ?」
『ブドウ味です。色んな味があるので、また今度一緒に食べましょう!』
五条「……A、なんで宿儺と仲良くなってんの?」
『あ、五条先生も要ります?色んなお菓子ありますよ。チョコレートにマシュマロ、クッキーやお饅頭、飴とグミもありますよ』
五条「A?遠足で来たんじゃないからね。後、持って来すぎ。
……チョコレート頂戴」
『はいどうぞー』
悠仁「A、俺も欲しい!!」
『どうぞどうぞ!』
その後、皆仲良くお菓子を食べたのでした!
めでたしめでたし。
五条「よし、じゃ話戻そうか」
『え、このまま皆仲良く平和になりましたって流れじゃないの?』
158人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「呪術廻戦」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
小春日和 - 星空七海さん» ありがとでーす!( ≧∀≦)ノ (2021年1月30日 21時) (レス) id: f370adada3 (このIDを非表示/違反報告)
星空七海 - 全部読めなかったけど面白かったゼー (2021年1月29日 18時) (レス) id: 6c7c9bcfae (このIDを非表示/違反報告)
小春日和 - あんっちさん» ありがとうございます!嬉しすぎて◯にそうです!!更新頑張ります!!! (2021年1月17日 9時) (レス) id: f370adada3 (このIDを非表示/違反報告)
あんっち - あぁー私はこの小説が面白すぎて◯にそうです。夢主ちゃんの性格とかすごいタイプです。続きがすごい楽しみです☆更新 頑張ってください! (2021年1月15日 22時) (レス) id: fc837b6462 (このIDを非表示/違反報告)
りんたろす - 小春日和さん» はい!! (2021年1月2日 21時) (レス) id: f5527a80f8 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:小春日和 | 作成日時:2020年11月24日 14時