【呪術廻戦】皆が尊すぎて死にそうです

33.衛生的にダメです！！ ページ34

五条「亡くなったのは？」


悠仁「爺ちゃん。でも親みたいなもんかな」

五条「そっか、すまないね。そんな時に。

で、どうするかは決まった？」

悠仁「……こういうさ、呪いの被害って結構あんの？」

五条「今回はかなり特殊なケースだけど、被害の規模だけで言ったらザラにあるかな。


呪いに遭遇して普通に死ねたら御の字。
ぐちゃぐちゃにされても死体が見つかれば、まだましってもんだ。


宿儺の捜索をするとなれば、凄惨な現場を見ることもあるだろうし、君がそうならないとは言ってあげられない。


ま、好きな地獄を選んでよ」



＿＿オマエは強いから人を助けろ



悠仁「宿儺が全部消えれば、呪いに殺される人も少しは減るかな」


五条「勿論」


悠仁「あの指まだある？」

五条「ん」

悠仁「改めて見ると気色悪いなあ」


パクッ


五条先生から受け取った指を悠仁君は躊躇わず口に入れる。


うわぁ、すごい……！

この前見た時は色々とヤバかったから、じっくり見れてなかったけど今見たら色とか見た目とかヤバすぎる……。

ホント衛生的に大丈夫かな、宿儺さんの指。


ゴクン


うわ、もう飲み込んだ！？


五条「(さて、２本目…、1/10か……。
どうなる？)」


スウウウ


悠仁君の体に模様が出てくる。



ズンッ


『わぉ』←

五条「Aは黙って」


悠仁君からの圧が凄い。


「クッ、ククッ」


悠仁「まっず。笑えてくるわ」


五条「(確定だね。肉体の耐性だけじゃない。宿儺相手に難なく自我を保てる。


千年生まれてこなかった逸材)」



悠仁「どったの？」


五条「いや、なんでもない。

「覚悟はできた」ってことでいいのかな？」



悠仁「……全然。なんで俺が死刑なんだって思ってるよ。でも、呪いは放っとけねぇ。

本当、面倒くせぇ遺言だよ。

宿儺は全部喰ってやる。後は知らん。



自分の死に様は、もう決まってんだわ」



五条「いいね。Aや君みたいのは嫌いじゃない。

楽しい地獄になりそうだ。今日中に荷物まとめておいで」


悠仁「？どっかいくの？」



恵「東京」



『ふわぃ！？』

悠仁「伏黒！！」


いつの間にか私と悠仁君の後ろに恵君がいた。


悠仁「元気そうじゃん！」


悠仁君が親指をたてる。


恵「包帯見てそう思うか？」

悠仁「元気じゃないのか…」

恵「オマエはこれから、俺と同じ呪術師の学校に転入するんだ」


東京都立 呪術高等専門学校


五条「ちなみに一年生は君達で４人目」

悠仁「少なっ！！」

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