Sogno di feto ページ29
ーレヴィ sideー
ス「理解が追い付かねぇんだけどよぉ"。
人間……いや違ぇなぁ"、生物の歴史をダイジェストでざっと見たような夢だ。」
スクアーロの言葉に、ボスを除く幹部は意味がわかっていないようだが、俺には聞き覚えのある話だった。
昔、まだ大学にいた頃に講義で聞いたことがある内容によく似ている。
確か………
レ「…(…『Sogno di feto』)」
そうだ、あの話だ。
しかし、これをボスにお伝えする必要があるだろうか…これはあくまで推測であり、確実ではない以上報告する意味が無い。
ふいにボスがインクシェンサの方を見た。
X「おい、シェンサ…否、インクシェンサに聞く。
『feto, feto, Perché balli.』とはどういう意味だ。」
嗚呼、やはりそうか。
聞き覚えのある言葉が出たことで疑問は確信に変わった。
ル「なぁに?その言葉…」
マ「僕もよく知らないんだ…調査中さ。」
ベ「わっかんねぇ…」
あのベルまでもが頭を抱えている…。
その様子を見ていてもインクシェンサは興味を示さず、問い掛けたボスの方を見ている。
貴「うーん…まだ内緒!」
X「…………」
貴「でもね、兄ちゃんも皆もちゃんと知ってるよ。意識に無いだけで…」
インクシェンサはそう言って笑みを深める。
もし、インクシェンサやスクアーロが本当にその夢を見たとしたら、確かに恐怖を覚えるだろうな。
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作者名:イヴ | 作成日時:2019年10月16日 12時