【REBORN】ヴァリアーボスの義妹は夢がない（？） (ページ17)

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その日の夕食ページ17

ｰXANXUS sideｰ

Aと共に談話室に来るとカス共が待っていた

ス｢う"ぉぉぉぉい"！！クソボスAはどうしたぁぁぁぁ！｣
X｢あ"？｣

何言ってんだこのカス鮫…
Aなら俺の腕に……

いねぇ…

周りを注意して見渡し、やっと認識できたAはカス鮫の肩に乗っていた。

気に入ってるのかそこが…

高い所がいいなら俺の方で良いだろうが。

X｢…………カス鮫、てめぇをカッ消す｣
ス｢だとぉ！？

…ん？う"ぉぉぉぉい"！てめぇいつの間に！！！｣

ようやくAに気付いたらしいカス鮫が驚いたような声をあげる。

Aは相変わらずの笑みを浮べたままだ。

マ｢入口で何を騒いでいるんだい…｣

レ｢ボス、お席へどうぞ｣

ベ｢姫ー！こっちこっち｣

いつもは騒がしいこの空間も、今日はAがいる為か、ベルもナイフをしまっている。

ベ｢姫は俺のとっなりー♪｣
貴｢ここ？｣

座る椅子はマーモンの教訓からか、丁寧にクッションで高さを調整されている。

ベ｢よろしくな、姫。…俺のこと覚えてる？｣
貴｢覚えてるよ…よろしく、ベル｣

片方は赤ん坊になったが、歳が近い事もあり仲が良かったな…打ち解けるのも早い。

ル｢さ、冷めない内に食べちゃって〜！｣

ルッスーリアが言う声も聞かずに全員が飯を食べ始める。

Aはルッスーリアの作るカルボナーラを好んで食べていた、その食い付きは相変わらずらしい…

ル｢ちょっとAちゃん！カルボナーラは逃げないからゆっくり食べなさい、詰まらせちゃうわよ！｣

ルッスーリアがもう少し大人しく食べるよう騒いでいた。

本質は変わらないらしい……

ス｢う"ぉぉぉぉい"！！クソボスてめぇら兄妹揃ってんじゃねぇぇぇぇ！！｣

俺も張り合うように肉に噛み付くと、カス鮫が騒ぎ、いつもの騒々しさが戻って来ていた。