世界一甘い自由研究【高尾和成】

▼自由研究.25 ページ28

その後、何故か誠凛高校と秀徳高することになつすることになった









誠凛高校にはマネージャーがおらず、まさか両方のドリンクを私1人で作るのかと思っていたが、さすがにそれはなかった








____ピー









「休憩ー！」









誠凛の監督、リコさんの声が体育館に響いた









私がドリンク、タオルを一人一人に渡していると肩をとんとんと叩かれた









振り向くと、そこには今にも倒れそうな汗ダクの黒子くん









「Aさん…あの、僕…ドリンク空になってしまって……、よかったら作ってもらえませんか……？」









「う、うん！作るよっ！ちょ、ちょっと待ってて」









大丈夫かな…？そう思いながらドリンクを作った









「どうぞ！」









「ありがとうございます…助かります」









ほっと、安心したのもつかの間









「あっ、和成にだけドリンク渡してないじゃん！！」









座り込む和成に駆け寄り、ドリンクを渡した









「か、和成、ごめん！ドリンク…「あー、いいよ俺自分で勝手に置いてあったの飲んだし」」









私に笑顔を向けた和成は完全んに無理した笑いで









「ご、ごめんほんと…あのさ、今日夜…」









＿＿＿＿ピー









休憩終了の合図に遮られ言えなかった









部屋に行ってもいい？って聞こうとしたけどもういいや









和成の部屋に乗り込もう









じゃないとこのままぎこちないままだし

続く  (更新停止中) お気に入り登録で更新通知を受け取ろう

←▼自由研究.24

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す