世界一甘い自由研究【高尾和成】

▼自由研究.13 ページ13

「んっ…ふっ…や、め…」









いきなりキスしてくる和成









唇を離したと思ったら、









「あんまり騒ぐと…声聞こえちゃうぜ？」









そう言って悪戯っぽく笑う









「ね、待って。次に何するの？その、何するのかを教えてもらえないとこっちもこっちで対応に困るの」









とりあえずこんなことでも言って和成を止めよう









「んー、次はー…あ、質問したいことあったんだわ」









質問……質問くらいならいいかな…？









「Aって胸どんくらいあんの？見た感じ全然ないけど、着痩せするタイプ？」









なっ…何を聞いてんの！？









「お、教えるわけないでしょ！？変態！！」









しかも全然ないとか…ムカつく…！









「んじゃあ俺が直接触って確認するしかねーな！しょうがない、教えてくれねーんだし」









はっ…









「や、無理無理！教えないし触らせない！」









「我儘言うなよ、俺の自由研究手伝うって言ったのAじゃん？」









我儘はどっちよ……









「はぁ…じゃあ…」









和成の手が私の方に伸びてくる









心臓のばくばくが止まらない









「ギャーー！わかった、言う言う！！









私は＿＿＿＿＿＿＿」









流石に、振り回されすぎじゃあないですか……？

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