番外編 バレンタイン ページ29
作者より
1日遅れてのバレンタインネタです。男子側sideも書きたかったのですが、私のスタミナ切れとテスト勉強が詰んでおり書くことが出来ませんでした。夢主sideのみで、また本編とはあまり関係なく閲覧ください(´・ω・`)
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2月14日。今日はいつもよりクラスの男子がそわそわしている。
そう、バレンタインデーである。
もちろん私は白布にあげる早くあげたい新鮮なうちにあげたい。
しかし柄にもなく緊張しているので部活前に突き出すことにした。
『太一くんおはよう』
「おー、Aちゃんおはよう」
太一を目の前に、自分の席に着席。ふと太一の机の中に目をやる。うそでしょ。
「たっ、太一お前、その机の中の奴は……てめえ裏切ったな私にも寄越せよ!!!」
机の中にはチョコが5つ。去年もそうだがこいつはなかなかモテる。顔も悪くないし身長も高い。立ったまままともに目を合わせて喋ってみろ首がいてえ。私上目遣いとか出来ねえからな。
『なんでそんなに貰って彼女作んないの』
「んー、好きになった人なら付き合うよ」
『へえ意外と真面目』
「え意外とって何???てかお前は俺にチョコないの?」
『逆になんであると思ったの?』
嘘ですあるよ。義理チョコあるよ。私がいつもお世話してるから義理チョコあるよ。
「へーえ残念だなあ、Aがチョコ寄越せよって絶対言うと思って俺お前に用意してきたのになー、お前くれないなら俺もあげなーい」
『嘘ですありますください』
私ってばちょろいな。
用意してくれるとか神かよ惚れそう。ばかやろう私は白布一筋だ惚れない。
私は太一の顎に向かってチョコを差し出す。顎に直撃。ごめんなさい。
太一も太一で仕返しか何だか知らんけどチョコで一発私の頭殴ってきたそれから貰ったありがとう痛い。
『言っとくけど義理だからな』
「俺も言っとくけど義理逆チョコだからな」
『まさかバレンタインに男子から貰えるとは思ってなかった、持つべきものは太一だな!』
「本格的に照れるからやめて」
全然真顔じゃんお前。口だけ小僧か。
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作者名:Blue Leaf x他2人 | 作成日時:2017年1月28日 9時