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10 告白目撃大事件 ページ13

――
翌日。私は今、えらいもんを目撃してしまっている。



「あたし、白布くんが好きです!付き合ってください!」



告白現場である。なかなか人が通らない廊下の隅。昼休み、白布が見えたから追いかけてきたらこの始末。
相手の女の子は小さくてめんこい。おそらく白布と同じクラスの子。え、白布ってもしかしてモテるの?クール便だぞ???こんな物好きいるの???あ、いるわ!!!!私だわ!!!!!



「えーと、気持ちは嬉しいけど、ごめん」



んん?



「今はバレーに集中したいから」



んんん?
私の時と振り方違くない?私ん時「単純にタイプじゃないから無理」って言われたぞ?
じゃあこの子はタイプなのか?心折れそうだぜ私。



「じゃ、じゃあ!一回だけデートしてくれないかな!そしたら諦めるから!」


「いや、でも俺、休みとかあんまないし」


「今週の日曜、確か休みだよね?隣のクラスの太一くんから聞いたんだ、その日空いてたらその日、もしよかったら…ホントにそれで諦めるから!」


「…まあそれなら、いいよ」



うおおおおお太一ボケええええええええええ私だって一回も白布とデートしたことないのにいいい!!!!!!
しかし相手の子もいい子そうだしこれは…



「ホント!?じゃあ日曜、白鳥沢駅前集合でいいかな!?」


「うん、何時がいい?」


「うーん、10時くらいで大丈夫?」


「大丈夫」



これは…

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作者名:Blue Leaf x他2人 | 作成日時:2017年1月28日 9時

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