第二十四話 ページ25
『あーー、落ち着くーー…』
カウンターの机に突っ伏す。
どこにいるかというと、ここは図書室だ。
実は私は図書委員なんですよ。
いやあ、人が全く来ないから毎週暇。もう一度言おう、暇。
お、誰か来た。
ふはは、サイドエフェクト役に立つぜ!!
…でもこのトリオンの持ち主多くね?え?ボーダーじゃねぇだろうな。
扉が開いたと思ったら黒髪の男の子がいた。
あれ、どこかで………………………隣の席か。
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「お前、國神A?」
『え、あ、そうですけど。』
「ふーん。」
はい会話終了。
名前聞かれたけどお前誰よ、隣の席ってことは知ってるけどお前誰よ。
そんでさっきから視線感じるんだけど何ですか、何か付いてますか。
「お前おもしろい色してるね。」
『は?』
おもしろい色ォ?私おもしろい色してるの?え、顔の色も髪の色も普通だケド。
…いや待て、こいつトリオン量多かったしまさかだけどさ…
『サイドエフェクト持ってたりする…?』
「何だ、サイドエフェクト知ってるんだ。」
『まあ、自分も持ってますから。』
「迅さんから聞いてたから知ってる。」
『迅さん?』
迅さんってあの胡散臭い実力派エリートのことですか?ぼんち揚げ箱買いしてていつも服のどこかにぼんち揚げ忍ばせているあの迅さんですか?
「そうだよ。お前ってよく喋るね、教室では静かなのに。」
『しまった…!!優等生の國神Aとあろう者がなんたる失態を!!というかお前誰だよ。』
「天羽月彦。お前と同じボーダーだけど。」
『天羽?』
いや待てこいつボーダー言った?
ボーダーなのォォォーーー!!??
クラスの隣の席の奴がボーダーでしたって…マジで?
『知らなかった…』
「おれもお前が特級戦功取るまで存在すら知らなかったよ。というか隣の席だったんだ。」
『お前何気に酷くない?』
「迅さんの弟子とか言ってたけど強いの?」
『いや弱いカスだから。君とやったら私瞬殺されるから。』
「いやでも…A級くらいの色してるし。」
『何の話!?だから私はどこにも属さないそこら辺にいるB級だって!!』
「あぁ、頭はB級以下か。」
『ぶっ飛ばすぞてめぇ。』
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RUGI(プロフ) - ルカさん» コメントありがとうございます!私の友人がまさにこれだったので参考にしました笑 (2021年2月23日 11時) (レス) id: 1fcdf44583 (このIDを非表示/違反報告)
ルカ - 私の姉も中学の入学式インフルで休んで学校行ったらグループできてたって言ってましたw (2020年3月4日 1時) (レス) id: 46d217bb62 (このIDを非表示/違反報告)
RUGI(プロフ) - フウさんさん» ありがとうございます!!続編を少し前に解放したので是非どうぞ!! (2020年2月12日 19時) (レス) id: 23a9fd6e5d (このIDを非表示/違反報告)
フウさん(プロフ) - なるほど!分かりました!無理せず更新頑張ってください! (2020年1月26日 23時) (レス) id: 034afd8dc6 (このIDを非表示/違反報告)
RUGI(プロフ) - フウさんさん» コメントありがとうございます!!実は続編は下書き中なのでまだ公開しておりません汗 準備ができ次第させていただきますのでこれからもよろしくお願いします!! (2020年1月26日 23時) (レス) id: 23a9fd6e5d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:RUGI | 作成日時:2019年9月20日 23時