日常。 ページ26
過去編に行く少し、前に。
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「そういえば、」
桜にあの資料貸したままだった･･･。
取りに行かないと。
悶々と考えながらＱＳ室にいく。
「あっ、宇井特等！
どうされました？」
アイパッチをした子が出てきた。
「宮部特等、いる？」
「えーと、確か･･･特等室に」
お礼を言って、特等室に向かった。
一応二回ノックしたけど、返事が無い。
あれ？
「桜〜？
入るよ」
声をかけてから特等室に入ると。
「わっ！！」
桜はピシッと背を伸ばして目を閉じていた。
何かこんなこと言うの変だけど。
もう少し他の眠り方あるんじゃないかなぁ。
不思議な娘だ。
･･･とりあえず、起こすか。
「桜〜？」
『ひあああ？！』
わっ！
少し肩を掴んで揺らすと悲鳴をあげて起きた。
『きゃああああ、な、何で郡先輩がっ！？』
桜はみるみる真っ赤になってパクパク口を
あえがせる。
「あ･･･えっと、ヴェルワーンの、資料。」
『あ、ああ、あのすっごく無駄に派手な名前の。
すみません、借りっぱなし･･･』
桜は耳まで赤いまま机の中をガサガサ探して、
資料を引っ張り出した。
『こ、これです･･･すみません』
「いや、いいけど。
桜、何でそんなに真っ赤なの？」
『ッ･･････！
た、タイミング悪すぎなんです！
馬鹿ァ！』
桜は私に資料をぎゅっと押し付けた後、
バタバタバタと特等室を出ていってしまった。
何だったんだ？
☆━━━━━☆
『(郡先輩のこと何で好きになったのか
考えてたら郡先輩来るなんて、ホントに
タイミング悪いッ･･･。
馬鹿ァ！)』
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青春してるね！
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ひにしな - 私はこういった日常系を始めて見たんですけど、とても心暖まる内容でした。これからも引き続き頑張って下さい。 (2018年1月30日 15時) (
レス) id: 3fb153c8f7 (このIDを非表示/違反報告)
加音 - とても心が温まりました。宇井さんと桜ちゃんの絡みがほのぼので最高でした!!引き続き頑張ってください。 (2017年8月7日 6時) (レス) id: 85bbaaf28a (このIDを非表示/違反報告)
バニラ(プロフ) - つくよみさん» ねー！ (2017年2月26日 16時) (レス) id: 2396b6692f (このIDを非表示/違反報告)
つくよみ(プロフ) - 分かる それ (2017年2月26日 16時) (レス) id: 91c418da73 (このIDを非表示/違反報告)
バニラ(プロフ) - つくよみさん» ありがとう！大きいテスト、嫌いなのー！小分けして欲しい｡ﾟ∵･(ﾉД`)∵ﾟ｡ (2017年2月26日 16時) (レス) id: 2396b6692f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：バニラ | 作成日時：2016年12月1日 23時
