92 波乱の影 ページ25
あれからまたいろいろ話をしてあのときと変わらない楽しい時間を過ごした。
唯一違うのは、黄瀬君が私の彼氏さんになってくれたってこと。
「それじゃあ、バイバイ。黄瀬君」
楽しい時間ってなんでこんなにも早く過ぎちゃうのかな?
気付けば時計の短針は6を指していて私たちは喫茶店を後にした。
「ん、それじゃ…」
チュッ
「バイバイっス」
後ろを向きながら手を振って去っていく私の彼氏は本日2度目、私の唇を奪っていった。
「バカ」
気持ちを隠すことは凄く難しい。
私は緩むほっぺをなんとか食い止めて少しだけ照れ隠しで暴言を吐いてみた。
私はそのとき考えもしないでに家に帰った。
誰が私たちのことを見ていたなんてことは。
せっかく結ばれたのに私達にまた波乱の影が差す。
「なんでAが黄瀬涼太といるのよ」
それは闇に消え去った懐かしいあの子の声。
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ショコラティア(プロフ) - 禊ゆうとさん» どもども。毎回初コメありがとーですww今度は飴ちゃんからキャラメルにしようかな?w ういっす。頑張らせてもらいまっすw (2014年3月24日 22時) (レス) id: 878191e79d (このIDを非表示/違反報告)
禊ゆうと(プロフ) - どうもコメント常習犯でございますw頑張れ! (2014年3月24日 22時) (レス) id: 4d537a68f0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ショコラティア x他1人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/novel/simeyo/
作成日時:2014年3月24日 21時