『The white story 2 ~ 帝光中編 ~ 』【黒バス】

white ~ 54 ~ ★ ページ10

幼貴side

あれから数週間がたった。


体の傷も徐々に痛みが取れていった。


だが……


医 「Aちゃん……あのねその傷は……痛みはなくなるけど跡が少し残ってしまうと思うんだ。」


跡は消えないらしい。



まぁそれでもいいかと思いつつ過ごしている。


心もだいぶ落ち着いてきた。


だが一つ困っていることがある



それは……

相 「Aちゃん！！ヤッホー！(ｷﾞｭｯｩー」

……相原さんが抱きついてくる。

貴 「あ、あの……あ、相原さ 相 「美琴お姉ちゃんってよんで！！」……うぇ、あ、あの」


相 「あーもう！可愛い！！妹にしたい！！」

かわいがってもらっているのは光栄なんだけどね……


そんなこんなで過ごしている。


だがやっぱり俺は独りになったんだ。

そう思うと心が凄く痛い。


このことを誰かに話して楽になりたい。


だけどまた父さんみたいに豹変するのかもしれない。


誰かを信じるのが



“ 怖い ”

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