『The white story 2 ~ 帝光中編 ~ 』【黒バス】

white ~ 52 ~ ★ ページ8

幼貴side

貴 「うっ…………あれ……？」

ここは……どこだ……？

真っ白な天井

真っ白ベッド


あれ……？これって……

貴 「病院……？」

？ 「あっ！起きた？」

綺麗なソプラノの声がした。

？ 「大丈夫？気分は悪くない？？」

見ると隣に綺麗な看護師？さんが座っていた。

貴 「あ…………平気、です。」

看 「ホントに？良かった〜！」

看 「あのね！貴方、公園で倒れてのよ！」

うわぁ……マジか……


あっ……そうだ、俺……家飛び出してきたんだ……。

ｶﾞﾗﾗｯ

扉が開く音がして誰か入ってきた。

お医者さん？かな……

医 「目が覚めたか！……良かったよ。」

貴 「あ…………どうも……。」

医 「起きてすぐで悪いんだが……質問と伝えたいことがあるんだ。」

貴 「……はい。」

医 「伝えづらいんだが……君の……お父さんが……亡くなった。」


……は？


貴 「え？」

医 「……アルコール中毒らしい。」

貴 「……そうですか。」

言葉もでなかった。


看 「……悲しくないの……？」

貴 「……わからないです。……なんか……もう……別にって感じで……」

看 「！……そう……。」

医 「それともう一つ、君は虐待を受けていたね？」


続きます！

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