『The white story 2 ~ 帝光中編 ~ 』【黒バス】

white ~ 51 ~ ★ ページ7

幼貴side

それは突然だった。

父 「ホントに使えねぇ奴だなぁ！！てめぇなんか俺の子供じゃねぇーんだよ！」


……え？

私……お父さんの子供だよ……？

父 「お前なんか……消えちまえばいいんだ！！」

やめて……


父 「このクズ野郎が！！」


やだ……やめて……

父 「お前なんか必要ない！！クソガキが！！」


ﾊﾟｷｯ

私の心は完全に壊れた。

貴 「そうかよ……」

言葉遣いも

貴 「何が必要ないだよ……いったい俺は誰のために努力してきたと思ってんだよ……！！」

一人称も

貴 「ふざけんなよっっ！！」

性格も



……気づけば俺は家を飛び出していた。


何もかも嫌だった。

髪も

お母さんとおそろいの髪も

“ 真っ白 ”だった。

いつだったかな、図書館で本を読んだことがある。

苦痛や精神・肉体のストレスから髪の色が変色して白色になってしまうらしい。


まるで空っぽな俺の心の色みたいだ


人なんか……信じたっていいことないじなゃいか。


もういいや。



そして俺は意識を失った


✄--------------- ｷ ﾘ ﾄ ﾘ ---------------✄

なんか勝手に髪色変化してますけどスイマセン！

主人公の目の色はもともとの色です！

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