story372 ページ25
***
「何してんの」
「ちっ」
「あっ…凛音…おはよ」
凛月に拘束されて動けなくなっていたところへ
機嫌悪そうな顔をした凛音がやって来た。
「ままおはよ。おいクズ…そこ退けよ」
「寝起き機嫌悪すぎでしょ…晩御飯抜きにするよ?」
「凛音、おいで」
「うん」
「はぁ俺無視?」
私が手招きをすると凛音が凛月の手を退けて
私を持ち上げて来た。
「へっ!?」
「ふふっ」
「…」
「り、凛音…そんな力あったんだね…」
「いつかクソ親父をボコるために鍛えてた」
「調子乗りすぎなんだけど…?」
凛音はそのまま優しくちょっと離れたソファーに
私を降ろしてくれた。
息子とはいえ流石にドキドキした。
「ありがとう凛音」
「ううん」
凛音が自信満々に守るって言ってくれたのは
こういうことだったわけか。
「まま、俺腹筋も凄いよ見て」
「えッ!!」
そして突然見せられた息子の綺麗な腹筋に釘付けになってしまった。今目がハートになってると思う。
「凄いでしょ?」
「うん…かっこいい…」
「なぁんで俺の事無視すんのさー」
「クソ親父は黙ってて」
「お前が黙れ。ねぇA…俺の腹筋の方が好きでしょ?」
「わっ!!」
凛月も張り合って凛音の隣で服を捲って腹筋を見せてきた。大好きな筋肉が並んで私はニヤニヤが止まらなかった。
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てぃあ - 更新されてるかなって時々見に来る日々を繰り返していたらなんと更新されてて本気で泣きましたすっごく嬉しいです!これからも頑張ってください、応援しています (2021年7月6日 23時) (レス) id: e14ef9d322 (このIDを非表示/違反報告)
白羅(プロフ) - こんにちは、連載当初から読ませていただいてます。この作品がとても印象に残っていて通知が漏れてないか検索を掛けてたまに確認してた程気に入っていた作品なのでまた更新して下さってとても嬉しいです!これからも応援してます (2021年6月30日 19時) (レス) id: dff74dac63 (このIDを非表示/違反報告)
Ria(プロフ) - 久しぶりの更新ですね。すごく楽しみにしてました。何度も最初から読み返すほど好きな小説の続きが読めてすごく嬉しいです。これからも頑張ってください。 (2021年6月29日 21時) (レス) id: 37954a0177 (このIDを非表示/違反報告)
りんご(プロフ) - 更新してくださってありがとうございます!ずっと楽しみにしていました!これからも頑張って下さい! (2021年6月29日 21時) (レス) id: 6eb1b1d73d (このIDを非表示/違反報告)
みんと - ちょうど今日で1年経っててびっくりしました、、更新待ってます! (2020年9月5日 0時) (レス) id: 796f80bb72 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ロキ x他1人 | 作成日時:2017年3月21日 23時