喜んで-Twenty-seventh-《あんスタ》

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「いいよ」


「やった」


「ただし条件がある」


「どんな？」


「…私はこの先の事を含めると4人の子供を養うことになる。でも到底今の私にそんな経済力も力もない…だから、育児費、進学や卒園にかかる費用、生活費その他もろもろ。援助してもらうからね」


「ふーん」


「それが出来ないなら私は新しい凛月の子までは育てられな「いいよそれで」…」


「おニューなAは考えがしっかりしてて良いねぇ」


「…前の私はダメダメだったのかよ」


「そうじゃないけど我が道をゆくって感じではあったかな〜」


「あっそ」


「でも今はちゃんと学んで経験して考えてる。偉いねぇ」


「ちょっ…！」




わしゃわしゃと頭を撫でられる。




「止めてよっ！子供じゃないんだから…っ」


「へぇ？子供じゃないなら…」


「っ！」


「今日俺と…いいことしよっか？」


「な、ななな…！」




凛月がいやらしい目で私を見つめてきた。
私は顔が熱くなりながら両手を胸の前でクロスした。




「既婚者が何言ってんの！」


「えーもうすぐ独身になるんだけどー」


「だからって…！」


「ユンも今ではすっかりま〜くんの虜だよ。最近家に帰っても置き手紙があったりLINEで遅くなるとかしか連絡来ないもん」


「そう、なんだ…」


「ま〜くんは子供も手懐けるのが上手だから2人共連れてっちゃってるみたい」


「後悔してないの？」


「ふふっ。前の俺だったらしてたかもしれないけど…」


「きゃっ！」




凛月の腕が私を抱き寄せてきた。




「今は若くて可愛い女の子の方が好きなんだよねぇ」


「…変態。誰でもいいみたいな言い方すんな」


「あ〜そういう反応たまんない。ちょ〜可愛い」


「もう…」







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