喜んで-Twenty-third‐《あんスタ》

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「ね〜見てこの下着可愛くない？」


「なんで女子高生が着そうなのばっか選ぶの」




それから母と一緒に下着屋さんに行ったり




「3人でお揃いのにしよ」


「何を？」


「お茶碗」


「あ、うん…」




雑貨屋さんに行ったり




「お母さん好きなリップ買ってあげるよ」


「え！まじ？じゃあ…これ」


「こんなに赤くていいの？」


「うん！ガッツリお父さんにマーク付けてやりたいからね！」


「理由が不純すぎる…」


「Aはあのリップ良いんじゃない？」


「ん？」


「これ。ちょーぷる艶になれるって書いてある」


「え…」


「これにしときなって！衣更くんのハート狙い撃ちよ！！」


「話聞いてたのかなこの人…」




コスメを2人で選んだり




「ねねねねね！私プリクラ撮りたい！」


「私と？」


「うん！早く行こう」


「はいはい」


「1番盛れる機械どれ？」


「あっちのやつ」


「よし行くぞー」


「はーい」




プリクラを二人で撮ったり




「うわめっちゃ盛れた！」


「可愛いよ」


「Aも可愛いよ！」


「ありがとありがと。画像後で送るね」


「え、携帯でも見れるの？」


「そうそう」


「すごー！」


「だよね」


「また来よう！」


「うん」




母と結構楽しい買い物。
そんな時間もあっという間に過ぎていく…




「入浴剤と洗剤、柔軟剤…シャンプーとコンディショナー、ボディーソープ…」


「全部ある？」


「芳香剤とかいる？」


「私まだあるから大丈夫」


「そかそか」


「あっ、マスク買ってきていい？」


「うん、私もローション買ってくる」


「は？」


「え？」


「…どうぞ」




最後のは聞かなかったことにしよう。





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