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7話 ページ9

〜貴女side〜


そしてその日の夜。
四番隊にお世話になることになった。
眠れなく、月見台でお茶を飲んでいた


貴女「此処から見る月は綺麗だな…」


今日は満月。
結んでいた髪をほどき、付けていた簪を外す。


貴女「……」


その簪は雪の結晶をモチーフにした簪。
月の明かりでキラリと輝く。


貴女「…ったく」

貴女「いつまでそこにんの。烈」

卯ノ花「…ばれていましたか」


物陰に隠れていたのは分かっていた。
多分気を使ってくれてたんだろうけど正直普通に話しかけてもらいたい。


貴女「そりゃね。何百年の付き合いだと思ってんのさ」

卯ノ花「それもそうですね」

貴女「…今日は忙しかったな」

卯ノ花「…えぇ」


藍染のこと、あまり触れてないけど白哉のこと。あまり触れてないけど。←ここ大事

普通に遠くから聞いてたけどあの白哉にもちゃんと愛していた人がいたんだな。意外や意外。一生独身だと思っていたよ←


貴女「…なぁ」

卯ノ花「なんでしょう?」


簪を月に翳(カザ)す。


貴女「私は…」


…私は…


卯ノ花「まだ、気にしているのですか?」

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作者名: | 作成日時:2019年12月9日 23時

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