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11話 ページ14

〜伊勢side〜


仕事をサボってどこかに行ってしまった隊長を探していたら思い出深い人がそこにはいた。…白月隊長。


貴女「うっわぁ…あんなにちっさかったのに今は八番隊の副官かぁ…。本の読み聞かせとかもしたなぁ…いやぁ…知らないうちに立派になってぇ…もう…」


100年後に会った白月隊長は少し幼かった容姿はなく、とても大人の顔立ちをしていた。けど、口調は明らかに近所のおばさんと化していた。


貴女「まぁ、100年も経てばそら変わるか」


と言って微笑みながら私の頭を優しくを撫でる。嗚呼。懐かしい。私が怖い夢を見た時、こうやって私が落ち着くまで撫でてくれたっけ…



貴女「けどやっぱり七緒は七緒だね。変わってない」

伊勢「?そっ…それは…?」

貴女「そのまんまの意味だよ」


白月隊長は「あ!行かなきゃ行けないところあるからまた!」と言い残し何処かへ走ってしまった。


京楽「…七緒ちゃん」

伊勢「なんですか」

京楽「もう少し話していたかったかい?」

伊勢「…いえ、お会い出来ただけでも」

京楽「そうかい」


…京楽隊長はそういうところがズルい。

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作者名: | 作成日時:2019年12月9日 23時

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