【月と太陽が住む街】＿蒼月の過去と今

STORY3 新しい世界と自分の思い ページ3

＿家から出ていった。まずは新しい家を探す所だが、いい少し広めの和が伝わるような一軒家を見つけたのかそこに住むことにした。お金の関係は親が負担してくれるため大丈夫だった。だが、最近友人の劉を見ない、何故だろうと考える。出掛けてみれば沢山の人がいる。今日は祭というものらしい。小さい子が遊んでいたりする中、自分は1人歩いている。まだ昼のため明るいうちにしているのかと考えれば、和傘を指しつつも歩く。その歩く姿は、百合の花の様に美しく歩いている。歩いていてかなり視線が刺さるのは何故だろうと勿論考える。夜になれば小さい子は居なくなり、大人の世界に入る。その大人の世界とは、今の日本みたいに周りが明るすぎて夜空が綺麗に見えなくなっていた。また、建物のせいで自分にとって大切な月が見えなくなる。その光景を見て少し震えて、考えた。

＿この世界のせいで、この街の大切な空が無くなる。無くなるのは行けない事だ。それならどうすれば、いいのだろう。
この街を操って、大切な街のものを取り返せば良い、また素晴らしい街を造り上げる為にこの街を利用すればいいのだ。

操るには、と考えたりしつつも家へ戻ろうと帰ろうとする。少し足が早くなっては、操るには仲間を集めて権力を握ればいいのだ。操るのは家の権力だけでは当然操れない。その為、家に帰って少し考えた。それは、1つの組織を建てればいいのでは無いのだろうかと考えを持ち始める。今はネットという物がある為少し調べてみれば、この街には他の組織が2個あるようで。
1つ目は、日輪。ソレイユファミリーと呼ばれてるそうで。目的を探って、分析を行ったりすれば日輪はの目的は"街を守る。"と言うのが目的らしく、この街はダメなのに守る前に改善したりするべきだと考え。調べれば調べるほどて出てくる情報を見ていく。
2つ目は、火球。流星軍と言われてるそうなのがわかった。また、同じように調べるが情報は沢山出てきて。火球の目的は"世界を滅ぼす"という目的らしく。

このふたつの組織とは、全く持って考えが違うなと思いつつも俺も組織を作って見せようと考える。月というワードは自分にも大切なワードだ。少し考えつつも、日輪に対して対抗をしたいと考えれば月輪と名付ける。呼ばれ方等もあるらしく、自分の家からは月が見えるため少し見ては考える。今日は偃月か……と。そう考えては、少しはっとして。偃月組にしよう。この半分だけでも美しい月を見本に偃月組と名乗ろうと考える。

STORY4 偃月組の結成。→←STORY2 初めての涙と月

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