6話 ページ7
『はぁ』
下校時間、教室は誰もいない、いつもなら僕が一番最初に教室を出るくらいだが、今日は捻挫、寝不足という事もあって体が限界みたいだ
??「よっ」
声のするほうを向けば空閑遊真と三雲修が居た
『なに』
空閑「一緒に帰らないか?」
「色々はなしたいこともあるし」
『…いいよ』
そう言い席を立ち足の痛みを我慢しながら2人と校舎を出た、すると、校門に人が集まっていた
空閑「何やってんだこいつ」
木虎「はっ……!」
『(この人お嬢様なんだろうなぁ、服高そう…)』
木虎「確か三雲くんだったわよね」
「本部基地まで同行するわ」
木虎がそう言うと周りは案の定騒ぎ出す
『(理由も詳しく知らずによく騒ぐなこいつら)』
こういう周りにいるやつはデマばっかり流すからあまり好きではなかった僕は誰にも気づかれないようにちょっと睨んだ
木虎と三雲が歩き出した時僕は家に帰ろうと逆方向にあるこうとした、だが空閑に腕を引っ張られ
空閑「ついて行くぞ」
『…』
面倒事に巻き込まれそうで腕を振りほどこうと思ったがチビのくせに力が強く振りほどけなかった
『(足痛い…)』
木虎、三雲、空閑、横3列になって歩いてるから誰も気づかない
『(これ僕着いてきた意味ある?)』
よく考えなくてもわかる、僕が着いてきた意味は無い
帰ろうと後ろを向こうとすると
バチッ
『(おいおい)』
【緊急警報】【緊急警報】【門が市街地に発生します】
【市民の皆様は直ちに避難してください】
本日二回目の警戒区域外にゲートが開いた
木虎「何?!あのネイバー」
「こんなの見た事ないわ!」
三雲「空閑…こいつは?!」
空閑「イルガー…!珍しいな」
「イルガーは爆撃用のトリオン兵だ」
ドドドッ
『(なんでそんな呑気に話してんだよ、んでもってなんで空閑は知ってんだよ)』
正式隊員の木虎も知らないネイバーを知っている空閑は誰から見てもおかしいだろう、だが僕は
『(踏み込み過ぎると良くないだろうなコレ)』
大して興味もないし、フラグも立たせたくないので黙っておく事にした
木虎・三雲「トリガーオン!!」
考え事をしていたら木虎はどっか行き、三雲と空閑はなにか話している、でも話はすぐ終わり三雲もどこかへ行った
空閑「俺も行くか、、と、その前に」
「Aも行くぞ」
『……………は?』
反応する前に僕は空閑に持ち上げられていて、建物の上にいた。
『ちょっと空閑降ろして』
空閑「危ないから後でな」
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Alice - 更新頑張ってください‼とても面白かったです‼ (2023年2月20日 11時) (レス) @page25 id: 37c62558af (このIDを非表示/違反報告)
ゼロラク - 8話で年齢14歳なのに一年にしてますよ 物語凄く面白いです (2022年4月24日 19時) (レス) @page9 id: 3be08e9739 (このIDを非表示/違反報告)
真尋 - とっても面白かったです!ワートリの夢小説とかって結構似たようなのが多いけど、このお話はまだ見たことがないものだったのでわくわくしています。更新頑張ってください。楽しみにしてます!! (2022年4月17日 8時) (レス) id: 70e0be6b48 (このIDを非表示/違反報告)
なや - 頑張って下さい! (2022年4月5日 19時) (レス) @page1 id: 8cf2aca477 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:K.N | 作成日時:2022年3月29日 23時