皆やたら距離近いな。 ページ21
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そのあとは普通に練習をして、ウチも変わらずマネ業をやって、今日の部活は終わった今午後6時。
昼間ザザ降りやった雨は何処へやら。
黒い雲の合間からオレンジの夕日が差し込んでいた。
キレーやね〜と橙野や桃井ちゃんが空見上げて呟くも、ウチは俯いてこの後のことに落ち込むと言う真逆のテンション。
灰崎「舞白はよ帰ろーぜー」
お前はなんでそんなテンション高いんや。
桃井「あれ?Aちゃん寄り道するの?帰り道こっちじゃなかった?」
『あ、あぁ…まぁ…うん。』
桃井「どしたの?」
歯切れの悪いウチを心配して近寄ってくる桃井ちゃん。
優しいなぁ…優しすぎるよ。
黄瀬「舞白っちも一緒にコンビニどーすか!?」
少し離れたところでてっちゃんや青峰と話していた黄瀬が振り返って問いかけてくる。
雨上がったしアイス食べるんだと。
遠慮しようかな、とウチが口を開け掛けた時、後ろに回った灰崎に口を伏せがれる。
『んむっ!』
灰崎「コイツ今日から俺ん家住むから!悪ぃなリョータ!」
「「「「はぁ!?」」」」
はぁ!?
期間限定やろが!言い方悪いねん毎回毎回!!!!
桃井「ちょっ…どういうこと!?」
黄瀬「どーゆー事っすか!?」
目の前に居る桃井ちゃんはウチの肩を掴んで、ちょー顔を近付けながら聞いてくるし、離れてた黄瀬は全力かってぐらいのスピードで走ってくるし。
灰崎のことそんな好きなんか黄瀬。
ここは黄灰やったんか…いや灰黄…?
まぁどのカップリングでも美味しく頂けるのでおkです。
てか灰崎はそろそろウチの口から手離してくれてもよくね??
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初心者です! - 更新頑張ってください!めっちゃ面白いです! (12月31日 19時) (レス) @page20 id: 4136f150ea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:五月雨雫 | 作成日時:2023年3月30日 0時