シャトルランの音ってなんであんなに憎いのか… ページ15
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時はすぎもうすぐ新学期。
4月に入った春休み、今日の天気は生憎の雨で、室内で体力づくりのシャトルランが行われる事となった。
何故かマネージャーも一緒に。
まぁめんどくさい
真田「マネージャーも体力作りは大事だ。
まぁ選手とは違うから無理はするなよ。
40回超えれば良しとする。」
桃井「40!?えっ…絶対ですか??」
橙野「えぇ…あくあそんなに走れなぁい」
女子中学生のシャトルランの平均は約50回だが、運動部でも無いと、そんなに走れないだろう。
項垂れる桃色とオレンジ色の横で、ウチはストレッチをしていた。
乱舞「負けた方ダッツ奢りな」
『ダッツいらんから漫画買って』
乱舞「いや金額の差可笑しいやろ」
本日出たウチの推し漫画の続編が出た故、それを買わせようと本気になる。
もちろんBのLである。
腐レンドのテツヤに話せば…
黒子「どうします?僕足引っ掛けましょうか??」
『いやそれてっちゃんも危ないやん』
君主人公のキラキラな正義感何処に置いてきたん?
と、真っ黒子が出てきた。
それは二次創作の中だけとちゃうかったんか。
まぁ男女での体力の差はでかいけど、そんなん言うとったらこの先なんも出来んし、本買ってもらう為に頑張るしかない。
灰崎「なに?なんか賭けてんの?」
『あー…うん。』
灰崎「ふーん。なら俺ともやろーぜ。俺が勝ったら1週間言う事聞けな」
『は?』
有無を言わさず言いたいことだけ言い、離れた位置へと戻っていく。
なんやねんあいつ。ウチなんも言うてへんやん。
待って1週間??絶対アイツ朝迎えに来させる気やろ。
嫌や。絶対負けられへん…リスクがでかいねん!!
そうして始まったシャトルラン。
「5秒前…4、3、2、1、テレレン♪」
ほんっまこの音嫌やわ
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初心者です! - 更新頑張ってください!めっちゃ面白いです! (12月31日 19時) (レス) @page20 id: 4136f150ea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:五月雨雫 | 作成日時:2023年3月30日 0時