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翌日以降もほとんど毎日目黒くんと行動を共にする日が続いた。
部長に相談して一件のお店のメニューデザインを彼に引き継ぐ事が決まり、それによって外回り以外にもオフィスで事務作業を行う時間が増えたからだ。
いきなりの大役ではあるけど、真面目で一生懸命な目黒くんならきっと出来るはず。
それに何かを任されるって本人にとっては嬉しい事だし、良い意味でプレッシャーややる気に繋がる気がして。
予想通り、彼にデザインを任せたいと伝えた日、目黒くんは目を輝かせて喜んでくれた。
それから一緒に回る営業でも、相変わらず隣で私が話す様子を熱心に観察してメモを取り、会社に戻った後もすぐにパソコンと睨めっこをして一生懸命にデザインの配置などを考えていた。
ペアで動く事に慣れ始めてきたこの日は、久しぶりにたくさん歩き回ってクタクタで、でもまだデスクワークも残っていて。
続々と同僚たちが帰って行く中、気付けば私と目黒くんだけがオフィスに残っていた。
「目黒くん、そろそろ帰った方が良いんじゃない？」
目「いや。もうちょっとやりたいです」
「あんまり根詰めすぎると疲れちゃうよ？」
目「でも好きなんです、この仕事」
そう言って、パソコンから視線を外した彼と目が合う。
私も1年目はがむしゃらに頑張ってたなぁって、ついつい自分と目黒くんを重ねてしまう。
「よし、分かった。ちょっと待ってて！」
私はある場所へと向かった。
・
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「お待たせ。はい、どうぞ」
目「えっ！？牛丼ですか？」
「うん。お腹空いたでしょ？食べてまた頑張ろ！」
目「めっちゃ嬉しいです！ありがとうございます！」
入社して半年経った頃、今日みたいに翔太と2人きりになった事があった。
その時に急に翔太が姿を消したと思ったら、「食おうぜ」って会社の下にある牛丼屋さんから牛丼を買って来てくれた事があったのを思い出して。
あの時すごく嬉しかったから、自分がされて嬉しかった事を後輩にも共有したくなった。
「美味しい〜」
目「マジ美味いっすね」
「なぜかここで食べる牛丼て格別なんだよねぇ」
目「なんかいつもご馳走になってばっかですみません」
「全然だよ、大したものご馳走できてないし、笑」
目「あの…Aさんて…付き合ってる人とかいるんですか？」
「えっ！？」
急な予想外の質問に、思わずむせそうになった。
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R(プロフ) - みかさん» 嬉しいですー！ありがとうございます🥺✨ (2022年8月31日 14時) (
レス) id: 7b806d3bae (このIDを非表示/違反報告)
みか - あっという間に読んじゃいました🤣 (2022年8月30日 19時) (レス) id: d2e789e792 (このIDを非表示/違反報告)
R(プロフ) - まりもさん» そんなそんな😳💦でも嬉しいです。読んで頂きありがとうございました🥺✨ (2022年8月27日 5時) (レス) id: 7b806d3bae (このIDを非表示/違反報告)
まりも - 話がちで神すぎません！？こんなに神作が作れるだなんて...尊敬してます！🤗 (2022年8月26日 10時) (レス) @page50 id: c571029d19 (このIDを非表示/違反報告)
R(プロフ) - pupupupu8887さん» そんな風に言って頂けて私も幸せです🥺ありがとうございます！またお話が書けるよう頑張ります☺️ (2022年8月24日 20時) (レス) id: 7b806d3bae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：R
| 作成日時：2022年8月12日 17時
