【あんスタ 逆ハー 3】アイドルたちに異常に愛されてる私に人生を決断することが起こりました。

追憶編３. ページ10

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そして、もう1人の末っ子には、なぜこの学院に入ったのか聞かれた。




私は、夢ノ咲学院に入るまでは中学校とアイドルを両立させていた。


そのせいで、寄ってくる人もほとんど居なく、いつも隣にいたのは同じユニットの子。


だけどある日裏切られた。


そのせいで人を信用しきれなくなった。





『人はいつか裏切る』


そのような考えにしか至らなかった。





進路を決める頃、本当は夢ノ咲学院の音楽科に入ることを目標としていた。

音楽は私を救ってくれる唯一無二な存在だから。




だけどある時、アイドル科の現生徒会長の"朔間零"からプロデュース科に薦められて入ることになった。






それから五奇人やチェスのみんなと話す内に仲良くなれた気がした。









･････でもやっぱり、人は裏切ることをやめなかった。





チェスの一部と天祥院英智はレオくん裏切った。





私は何も出来なかった。



舞台に立ってるからって誤魔化してもそんなのは口実に過ぎない。




レオくんは心が繊細だ。






なのに止められなかった。


阻止できなかった私の失態だ。







《ごめんね、レオくん》


《Aのせいじゃない･････。愛されてるって思い込んでたおれの責任だ･････。》


《･････レオくん。泣かないで。》


《ごめんな････ごめんな･････。》


《･････私が受け止めてあげるから。また、曲聴かせてね。》









そして、fineは夢ノ咲学院の頂点に君臨した。






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