真夜中のノクターン【朔間凛月】 (ページ7)

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夜想曲【6】ページ7

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『うん。けいちゃ～ん、大きくなったね！』

「けいちゃんって呼ぶな･･･///！」

そう言いながら、けいちゃんこと、幼馴染の敬人は頬を赤らめた。

『けいちゃんは英智の違ってだいぶ変わったね～！』

「酷いな姉さん。僕が全く変わってないみたいな言い草だね」

『そういうことじゃないよ。英智も昔に比べたら随分大きくなったよね～。いつの間にか身長も抜かされてるし』

「僕も"一応"男だからね」

「はぁ････、俺は席を外させてもらうぞ」

あとで分かったことだけど、けいちゃん曰く、私と英智は互いに度し難かったらしい。

(2人の惚気話にはついていけない by 敬人)

「それよりも何か急いでるみたいだったけど、何かあった？」

『あ～、ちょっと、ね』

「なるほど、Knightsか･････」

『さすが我が弟。ご名答。』

ちょっと、ご名答すぎて引くレベルだけど。

『まあ、ちょっとめんどくさいことになっただけだから大丈夫。』

「そういえば、Knightsには司くんがいるね。それと、瀬名くんと鳴上くん、月永くんもいるね。あと、もう1人は知らないだろうけど、朔間さんの弟の朔間凛月くんがいるよ」